1948-05-29 第2回国会 衆議院 本会議 第52号
いわゆる龜井事件なるものも、中曽根幾太郎氏事件と同樣、龜井、綿引、小川、西山氏等が、軍服拂下げを名目に、全國各地の農業会その他の團体より、数回にわたり金千九百四十余万円を集め、その一部を軍服拂下運動の資金として政党及び政治家に献金もしくは提供したという案件であります。
いわゆる龜井事件なるものも、中曽根幾太郎氏事件と同樣、龜井、綿引、小川、西山氏等が、軍服拂下げを名目に、全國各地の農業会その他の團体より、数回にわたり金千九百四十余万円を集め、その一部を軍服拂下運動の資金として政党及び政治家に献金もしくは提供したという案件であります。
その毎日新聞の中に 「政治献金はした、一千万円はデマ損害は弁償、沈默破つた中曽根氏、世耕事件の主流をなす軍服拂下詐欺関係の檢事当局の取調べは被害者関係の取調べを終り、第二段階の安本隠退藏物資処理委員会と政治献金関係の取調べに入つたが、政治献金について当時自由党関係者への軍服拂下運動を担当した中曽根幾太郎氏は、六日朝熱海の仮寓で「政治献金」のいきさつについて次にように語つている。