1997-10-23 第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
ただ、私どもとしましても、これから先、このように厳しい財政状況の中で、どうすれば維持管理費も含めまして取得経費を抑えることができるか、そういう研究はしておるわけでございますけれども、決して軍拡、軍拡という形でふえてきたわけじゃございませんで、その間には人件費もずっと逐年上がっているというのもお知りおき願いたいと思うわけでございます。
ただ、私どもとしましても、これから先、このように厳しい財政状況の中で、どうすれば維持管理費も含めまして取得経費を抑えることができるか、そういう研究はしておるわけでございますけれども、決して軍拡、軍拡という形でふえてきたわけじゃございませんで、その間には人件費もずっと逐年上がっているというのもお知りおき願いたいと思うわけでございます。
それから、先生方よく軍拡軍拡と言いますけれども、私は軍拡と思ってないんです。要するに、今再三言ったように、大綱に近づくための努力をして今日まで結果論としたら確かに増加した。予算の伸びの率が高いことは私も承知しておりますが、軍拡をやる――何で軍拡をやる必要があるのか。
ところが、いま日本の軍拡、軍拡と進んでいる政治状況を見ますと、一体政治が軍を制御する力を持っているのか、制御しようとする見識を持っているのか大変心配でなりません。外務大臣は単なる外務大臣じゃなくて、将来政権でも担当しようという重要な政治家ですから、政治が軍事に支配をされたり、これを制御する力を放棄するようなことがあってはならない。
というのは、とかく新聞の紙面によりますと、どうも軍拡、軍拡というような言葉が盛んに使われているというような現実を見まして、私たちは非常に心配をしておるわけでございますけれども、少なくともいまから何というか、防衛問題について話を進めてまいるにつきまして、その点についてきちっと確認をされてきたのかどうかということをまず最初にお伺いいたしたい。
○高沢委員 いま大臣はやや、何といいますか、その人その人による受けとめ方の問題という意味のお答えがございましたが、私は、そういうことではなくて、いまのようなとにかくこの地球上、もう本当に軍拡軍拡でどうなるかというこういう状態のときに、それをどうやって歯どめをかけるかということがいま一番われわれの大事な課題であり使命である、こう思います。
それで軍拡、軍拡と言いながら、お金を使いながら戦後アメリカ人が、たとえばダンバートン・オークス会議なんてりっぱな会議を開いて理性と徳性によって平和を維持しようと思ってつくった、アメリカが中心になってつくった機関、これがいま言ったような予算案というのはまことにおかしいと思いますね。こういうことに対して日本はもっと積極的に主張すべきであると思いますが、外務大臣、どう思われますか。
安保ただ乗りなどと言ってまた日本に——アメリカこそ日本列島ただ乗りで、軍拡軍拡、そして二つの軍事ブロックの中の軍拡競争の中に日本が巻き込まれていく。これは避けなければいけない。そして、在日米軍基地が続くほど、米軍がふえるほど、また日本人の被害は大きくなるのです。この五年間だけとってみてもいろいろな不幸な事件が起こっているわけであります。公海上のあの日昇丸、これはこの中に入っていません。
○猪木公述人 ただいまの問題でございますが、アメリカに関しましては、アメリカはソ連をアドバーサリーとしており、ソ連もアメリカをアドバーサリーとしておりますから、アメリカがただ一方的に軍拡、軍拡ということをやっておったのでは、いま御指摘のような不安が出てくるわけです。ソ連という国は、戦争中は黒パンと塩しか配給しなかった国です。
うんですが、いまやはりいろいろ国会内でも議論されておりますのは、つまり本当にどれだけの軍備を持ったら日本の国が守れるというふうな安全感を持つような考えになるのか、つまりいまの防衛庁あるいは自衛隊といいますか、ですから、結局は力で国を守ろうとするならば、力だけで、軍備だけで国を守ろうとするならば、相手が強くなればさらにその優位性を持たなければいつも安全感は持てない、常に不安の状態に置かれるというと、結局は軍拡、軍拡
今度の第二次世界大戰のあとも、引続く米ソの対立によつて、あたかも軍拡軍拡というような声で押されて来ましたけれども、事態は今日になつてはもう日本としては企業の合理化の時代に入つている。また産業の設備の方から行けば、近代化の促進時代に入つておるのであります。