1982-07-06 第96回国会 参議院 外務委員会 第13号
しかし超大国二つのみならず、いわゆる産軍体制と言われる方からは依然として軍拡要請が非常に強く出されております。日本政府も、アメリカの強い軍拡要請を受けて、私は詳細には知りませんけれども、今度アメリカに行きましてそれほど強いものでないということは感じたのですけれども、しかし、日本内においてはそれを増幅しまして、政界においても経済界においても、軍拡当然というような考え方も存在しています。
しかし超大国二つのみならず、いわゆる産軍体制と言われる方からは依然として軍拡要請が非常に強く出されております。日本政府も、アメリカの強い軍拡要請を受けて、私は詳細には知りませんけれども、今度アメリカに行きましてそれほど強いものでないということは感じたのですけれども、しかし、日本内においてはそれを増幅しまして、政界においても経済界においても、軍拡当然というような考え方も存在しています。
それで日本に軍拡要請なんかしているのはおかしいじゃないかということで聞きました。そうしたら、たとえばマクナマラなんという人は、あの人はベトナム戦争のときの国防長官ですけれども、彼はこう言っていた。彼は慎重で非常に黙って聞いていましたけれども、最後に、やっぱり日本にアメリカが軍拡なんか求めるのは間違っている。
たとえば中国問題なんかで、意見が非常に衝突していたのが、現在は大体一致してきて、また少し変なふうになっているというようなことだとか、いろいろあるわけでありますが、現在のアメリカの外交政策、特に日本に対する軍拡要請といいますか、そういうものに対してどうお考えになりますか。