1952-03-11 第13回国会 衆議院 通商産業委員会 第14号
○葦澤政府委員 日本の鉄鋼が、大砲の音と申しますか、要するに戰争というものと結びついて特に発展をして来たことは御承知の通りで、現在も世界の軍拡ベースの基調の上にその強さを示しておることは、従来の歴史的な経過にかんがみても私は最も首肯されることであるというふうに存ずるのでありますが、ただこの世界から大砲がなくなつたときに、日本の製鉄業がどうなるかということがやはり業界としても非常に注目をしておるところでありまして
○葦澤政府委員 日本の鉄鋼が、大砲の音と申しますか、要するに戰争というものと結びついて特に発展をして来たことは御承知の通りで、現在も世界の軍拡ベースの基調の上にその強さを示しておることは、従来の歴史的な経過にかんがみても私は最も首肯されることであるというふうに存ずるのでありますが、ただこの世界から大砲がなくなつたときに、日本の製鉄業がどうなるかということがやはり業界としても非常に注目をしておるところでありまして
○葦澤政府委員 鉄鋼の需給の問題から、操短の問題が出るのではないかというお尋ね、ごもつともなことと存ずるのでありますが、私どもは鉄鋼の需給は現在のアメリカを中核といたしました世界の軍拡ベースというものが変更のない限り、底流といたしましては相当強いものがあるというふうに考えておるわけであります。と申しますのは、日本の鉄鋼が昨年の秋ごろから西欧諸国の方に輸出になりました。