1962-08-31 第41回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
それから、米軍払い下げ物資につきましては六十八万三千五百ドル程度でございます。それから、余剰放出物資につきましては千五百六十五万七千七百六十九ドル程度でございまして、ただいまの分が返還でございます。それから横流れの分につきましては、私存じておりません。
それから、米軍払い下げ物資につきましては六十八万三千五百ドル程度でございます。それから、余剰放出物資につきましては千五百六十五万七千七百六十九ドル程度でございまして、ただいまの分が返還でございます。それから横流れの分につきましては、私存じておりません。
これは御承知のとおり、対米債務になっておりますものは、プレ・ガリオア、ガリオア、エロア、それから余剰報奨物資、米軍払い下げ物資と五つに分かれておるわけであります。プレ・ガリオアのほうは、御承知のとおり、対日援助の一番初めに行なわれた当時のアメリカの予算項目上の名前でありますし、ガリオアは一九四七年から九年まで行なわれた予算項目上の名称であります。
○国務大臣(田中角榮君) 対日援助として今度の協定でもって片をつけようというものは、ガリオアがありますし、その後にQM物資——QM物資とは米軍払い下げ物資、それからSIM物資——余剰報奨物資、この三つをあわせて日米間の協定を行なって、対米債務として御審議を願っておるわけであります。
それで今度の対日処理に含まれておりますこの米軍払い下げ物資、クォーターマスター・グッドというのは、先ほどもちょっと申しましたように、ガリオア同様支払い条件及び経理について後日きめるというような了解のもとに得まして、これが七千三百十万ドルというわけでございます。
その他軍払い下げ物資あるいはその他余剰報奨物資に関してもございます。当時スキャッピンというものが決して極秘のものでなければ、実際問題といたしまして、スキャッピンが来ますと終戦連絡事務局に入るわけでございますが、新聞記者の人々が来ておられまして、おもなものはよく新聞に報道しておられました。非常にこれは秘扱いではなかった、一般のものでございます。
政府のおっしゃる言葉を今ここに当てて考えてみますと、この軍払い下げ物資というのは、ただでもらったのじゃなくて買ったのだ、買ったのなら、ここでもって引く必要はないじゃありませんか。この軍からの払い下げ物資だけお金を出して買ったけれども、これはただなんだから引くのだというのでは、今までの政府の御答弁と少し筋が違うような気がしますけれども、どうでしょうか。
○戸叶委員 米軍の払い下げ物資が四千三百八十二万三千九百二十ドルになっておりますが、この中から米軍払い下げ物資として六十八万三千五百六十九ドルだけ引いているわけでございます。これはどういうものを基準にして引かれたかを念のために伺いたいと思います。
といいますことは、この十七億九千五百万ドル、その中の中身は、見返資金設置以前のものと、見返資金ができましてからのものと、それから余剰物資ですね、これは、シム、それから米軍払い下げ物資の、QM、これがある。この内容について、そのQMが出ておるわけですね。そこで、この返還分は米軍に返したものです。これは日本の方へもらってないんです。米軍に返してある。返したものが千七百万ドルある。
それを特別会計へ繰り入れた場合に、このうちからガリオア物資並びに軍払い下げ物資及び余剰報奨物資等の合計を見ますと、三千六十五億ということになるのです。
次の米軍払い下げ物資でありますが、米軍払い下げ物資は、総援助額が四千三百八十二万三千九百二十二ドルでございますが、これから控除いたしましたのが八百九十五万三千四百五十九ドルでございます。その内訳としましては、返還分が六十八万三千五百六十九ドル、これはガリオア物資と同じように、朝鮮事変に際しまして米軍の補給用としてすでに受け取った払い下げ物資を引き渡したものでございます。
○伊藤説明員 通産省としましては、軍払い下げ物資あるいは余剰報奨物資につきまして、通産省で提出した貨物受領証にあります数量を集計したわけでございます。米側の方と一件々々の数字は突き合わせておりませんので、通産省で持っております資料が不足しておったというようなこともあるいはあろうかと思います。
この中にはもちろんプレ・ガリオア、ガリオア、余剰報奨物資、米軍払い下げ物資、いろいろあるわけで、われわれの方としては、この示されたことだけでそうでございますかと言うのもいかがかと思いまして、占領軍当局が残置いたしました資料について一つ一つ当たって参ったわけでございます。
○佐藤国務大臣 今のお尋ねは、通産省で算定した援助物資の総額は幾らかというお話でございますので、通産省にあります資材で全部積み上げたものが、ただいま申すように十七億九千五百万ドルという総計になり、控除額、これの四千八百九十万ドルの内訳を申し上げますと、ガリオア物資として二千四百三十万ドル、それから軍払い下げ物資というものが二千四百六十万ドル、こういうことになります。
○佐藤国務大臣 ガリオア関係の通産省算定の援助物資の総額、ガリ才ア物資十七億一千六百万ドル――万ドル以下省略きしていただきまして、十七億一千六百万ドル、軍払い下げ物資七千八百万ドル、合計して十七億九千五百万ドル、それが当方で出しました基礎数字であります。
ただいま私がお答え申し上げましたことをちょっと誤解があったのではないかと思いますが、私は、軍払い下げ物資につきましては、当時価格がはっきりしているものが多かったということを申し上げている次第でございまして、全部ではございません。
また、援助物資と一口に申し上げますが、これは、ガリオア、エロアによる援助物資と、さらに、日本におりました各部隊が放出いたしますいわゆる軍払い下げ物資というものもございます。この軍払い下げ物資は、その都度各地区の終連に連絡がありまして払い下げいたしておりますが、これについては、受領の際に価格がおおむね明瞭になっております。
○平岡説明員 ただいまの御質問は、軍払い下げ物資の総額は幾らになったかという御質問だと存じますが、先ほど来通産大臣から御説明がございました通り、援助物資の総額というものは、軍払い下げ物資とガリオア、エロアの援助物資、この二つで成り立っておりまして、これは総額の重要な部分をなしておりますので、私から申し上げかねる数字でございます。
プレ・ガリオア、ガリオア、エロア、米軍払い下げ物資及び余剰報償物資、こういうふうに分かれておるわけでありますが、そこでこのレシートあるいは先方のスキャッピン、そういうものがいろいろあるわけでありまして、何分にも占領下でございますので、その資料等についていろいろ疑義があるものも実はあるのであります。しかもそれを受けた日本側は政府として受けておるのであります。
それから軍払い下げ物資……(「事務当局より説明させますと言いなさいよ」「あなたは国務大臣じゃないのか」と呼び、その他発言する者多し)事務的な問題ですから、事務当局から御説明を申し上げます。
(「何年から何年のものだ、内容を言いなさい」と呼ぶ者あり)内容は、昭和二十年九月から昭和二十四年三月まで、項目はシビリアン・サプライ・プログラムと、軍払い下げ物資と分かれておりますが、合計いたしまして十一億九千七百四十五万八千百五十五ドルでございます。
従つて将来は直接どういう形で払下げがあるか知りませんけれども、援助物資に準ずるところの軍払い下げ物資としての放出という考えは今後はない、こういうふうに考えております。