1956-06-03 第24回国会 参議院 本会議 第60号
当時、内閣委員会の委員長をいたしておりました私は、この席上において、憲法を無視するところの再軍備法案が成立をする、自分の意思に反するところの報告をしなければならない経験を持ったのであります。このことが同じ六月二日の日に、また一つの日本の民主主義を破壊するところの法律案が上げられて行くということに対して、特に個人としては、ひとしおの憤りと悲しみを禁ずることができなかったのであります。
当時、内閣委員会の委員長をいたしておりました私は、この席上において、憲法を無視するところの再軍備法案が成立をする、自分の意思に反するところの報告をしなければならない経験を持ったのであります。このことが同じ六月二日の日に、また一つの日本の民主主義を破壊するところの法律案が上げられて行くということに対して、特に個人としては、ひとしおの憤りと悲しみを禁ずることができなかったのであります。
それどころでなくて、政府がもし憲法を改悪して再軍備しようというときには、私の方から再軍備法案を出そうと思つている。その再軍備法案とは、兵隊に行く者は大体六十才以上の年寄りが行けばよろしい。今日年寄りというものはなかなか丈夫です。生き長らえただけあつて丈夫です。そして機械化部隊でも再教育をするならば役に立つ。御家族やお嬢様たちは一番近い野戦病院に行かれたらいい。