1973-05-10 第71回国会 参議院 建設委員会 第9号
道路整備計画というものは、高速道路あるいは経済道路、または陰では防衛庁あたりがずいぶん気負っているから、軍事道路を新しくつくるという構想なども隠されているかもわかりません。こういう点を考えますと非常に不安であります。したがって、その具体的な図面をお出し願いたいと思うんです。
道路整備計画というものは、高速道路あるいは経済道路、または陰では防衛庁あたりがずいぶん気負っているから、軍事道路を新しくつくるという構想なども隠されているかもわかりません。こういう点を考えますと非常に不安であります。したがって、その具体的な図面をお出し願いたいと思うんです。
五十八号線を特に取り上げましたのは、沖繩の道路ほか、関係すべてそうですが、特に道路の場合、いわゆる軍事道路——軍用道路——軍道をそのまま名義がえして国道にしたという、名義変更しただけで国道になっておるわけなんです。それでお聞きしたいことは、この名義変更だけではいけないはずであります。五十八号線の整備改修計画、これは一体どうなっておるか、どのように進めようとしておられるのであるか。
ところが沖繩の場合には、軍事道路としてぱっとでき上がったものを、そのまま復帰後国道に編入された。だから条件設定という面からすると、ほとんど、いわゆる軍事優先の道路でありますから不備だらけである。
また、沖繩におけるB52の弾薬、台湾からベトナムの軍事道路建設用の石灰であるとか、サイゴンからは、プロコンドール島に例のトラのおりなんというのがあるそうでありますが、そこらに収容されている政治犯の食糧、タイからはベトナムへ派遣されるタイ軍兵士の武器、ナパーム弾。
しかし、本土における常識、また本土並み返還ということになりますと、たとえばこれがいままでと同じような軍事道路扱いだとすると、これは本土並み返還という感覚は全然持てない、そういう道路だと思うのですが、共同使用という意味は、結局法的にはどういうことになるのですか。
たとえば軍用道路というふうなことで、あの大きな道路、平生は民間のトラックが走っている、県民のタクシーが走っている、そういうようなものもとにかく軍事施設だとか軍事道路だとかということになって、デモのときには取り締まりをするというような問題が出てくる。ですから、問題は、純軍事施設なんというものは一体どこまでなのか。これはとにかく、将来の基地の態様のある側面についての問題にもからんでくると思うのです。
それは、沖繩の軍事道路の問題、さらにガス、水道、電力ですか、こういう問題についてその管理権とか移譲のことについていろいろ問題になっておると思うわけです。その点について、その後この問題がどのような経過でいま進んでいるか、そのことをもう一回伺いたいわけです。
ただいまお尋ねの軍事道路というような性格のものに施設配置の結果がならないように、もとより建設省といたしましても土地使用の適正な計画を進めて参りたいというふうに考えております。
○松本(七)委員 私はやはりこの賠償には、事を明らかにすればするほど軍事的性格というものが明らかになりますので、先ほどから申しますように、第一には、今の南ベトナムの実情、軍事的にいかに軍事道路なり、あるいは飛行基地なりが拡充されておるかという事情と、それからもう一つは、今申しますような技術協力、経済協力の面にも軍事的な性格が現われておる。
西欧諸国が割合に道路が早くから発達し、現在もまた特に飛躍的に発展しておるという理由は、ある意味においては、これは戦前からそうだと思いますが、お互いに陸地をもって国境を接しておるところの欧米諸国においては、道路即国防であり軍事道路であった。国際緊張がひどくなればなるほど、道路にもほとんど国力をあげて集中しておる。
また私どもが観念的に言うておるとおしかりを受けるかもしれませんが、国の予算の使い方というものが、どこに使ったかということと、行政協定に基く費用といたしましても、行政協定というのはことごとく軍事道路でしょう。たくさんの道路ができておりまするが、日本の産業経済にプラスのためにつけた道路がございますか、ほとんど米軍の要請に基く軍事道路にほかならない。
遺憾ながら、駐留軍が作った軍事道路、と称するものは破損しないが、日本の請負師が作り、建設省が監督して作った道路は、五年か三年のうちにぼこぼこ穴があいてくるというようなふうであって、場合によっては、コンクリート道路にしてもらわなかった昔の方がよかったというような実態が現われておることは、すでに御承知の通りであります。
○説明員(三橋信一君) 特別道路と申しますのは、軍事道路ではないかというお尋ねと心得ておりますが、特別道路と申しますのは、自衛隊の施設の周辺、あるいは演習場、射撃場、それに続きます道路が自衛隊の車が走るわけでございます。
こういう場合の、それが通るというようないわゆる軍事道路といいますか、こういうものの建設に対する道路の構造基準。それから同じ一級国道でも、重量車が通る一級国道と、それから重量車が通らない一級国道並びに二級国道、あるいは府県道、村道というものに対しては、構造上の差異をもって施行しているかどうかというものの資料。 これだけとにかくお出し願いたいと思います。
このようなときに、正力国務大臣は、北海道開発会社なるものを新たに設けて、外資の導入を行ない、アスファルトの基幹道路一千キロ以上を新設すると言っておられるのでありますが、これは結局軍事道路となり、ひも付き融資となり、北海道の軍事基地化を進め、アメリカの隷属を強めることになるのではないでしょうか。
同時に、北海道の開発で非常なる支障になると考えるので、その点もお伺いして 昭和三十年度(昭和三十年四月一日かおるし、もう一つは、あなたの会社案なるものが、外資を導入し、民間資金を入れて、そうして北海道開発の幹線道路を作るんだと、そうしてそれが私は、軍事道路になる危険性が多分にあるのではないか、外資のひも付きが問題になるのではないか、こういうことをお尋ねしておるのであって、その点の懸念がないかどうか
ヒットラー、ムッソリーニの例は、結果的にいえば、これは軍事道路であったと言われておりますが、とにかくあの当時の失業救済をなし遂げて、大きな道路を築いた。あまり問題にされないイギリスが、第一次大戦あとの失業救済を大いに悩んで、国中ほとんど舗装しております。砂利道は見ることができないほどよく舗装している。皆これは失業救済事業として第一次大戦あとにやったことなんです。
まあ私が申しちゃ何ですが、非常に有望でありまして、これはいわゆる軍用道路や軍事道路という観念でなく、民間のニューヨークの起債市場で金を集めよう、それを裏打ちとして一つ長い間懸案であった中央道路は一日も早く実現に持って行きたいと考えて、予算としては引き続いて調査費を置き、実際問題として着々進めておるようなわけであります。
○西村(力)委員 この前、私、山形県の西郷の軍事道路の問題に関し、御質問申し上げましたときには、次官は御出席なかつた。それで次官にお聞きしたいのは、その際保留してある一点なのでありますが、あの道路が事業認定になりまして、去る二十一日に第一回の収用委員会が行われました。それで、その前にさかのぼりまして、本年の一月八日に、関係農民と上林與市郎代議士があなたの方に参られまして、そうしてるる事情を訴えた。
○近藤信一君 私どもが調査いたしましたところによりますと、これは単なる県道の改良ということでなくして、その裏には軍事道路ということのほうが中心であるようにも考えられるわけなんです。
それから建設省当局にお尋ねしますが、資料の要求を出しましたところが、このなまのままの建設省に保管しておる資料を私に貸してくださいましたが、私が今問題にするのは、ごく一局部の問題でございまして、山形県の北村山郡西郷村の軍事道路に関係する問題であります。
アメリカ軍の防衛、まあ行政協定に基いて日本側に防衛道路の建設というようなことで、或いは防衛庁なり、或いは建設省なり、或いは政府へ話があつたかどうか、この前に安全保障諸費のうちから各地でぼつぼついわゆる軍事道路なるものが造られておるのでありますが、これは極めて局部的でございますが、全体としての防衛道路計画というものについて、日本におるアメリカの陸上部隊が関心を持ち、これを完成させるように日本政府に要求