1985-06-04 第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号
中曽根内閣は、財政再建の名のもとに国民生活関連予算、殊に福祉、文教予算を大幅に削減、経済的弱者である農民、中小企業向けの大幅圧縮を行う一方で、軍事費だけは突出となっており、これでは軍事費捻出のための経費削減と言われても仕方がありません。
中曽根内閣は、財政再建の名のもとに国民生活関連予算、殊に福祉、文教予算を大幅に削減、経済的弱者である農民、中小企業向けの大幅圧縮を行う一方で、軍事費だけは突出となっており、これでは軍事費捻出のための経費削減と言われても仕方がありません。
国民は軍事費捻出のための行財政改革には反対であります。 中曽根総理は、口を開けば平和憲法を守ると言われ、今回歴訪したASEAN諸国においては、勇ましい軍備拡大論をぶった訪米時とは手のひらを返して、しきりに軍事大国にはならないと言われておりますが、口とはうらはらに、軍拡路線を選択していると多くの国民は危惧しております。この国民の行財政改革に対する不安に、総理及び行管長官はどう答弁されますか。