1989-06-21 第114回国会 参議院 外務委員会 第6号
現在、主要な説としましては、非軍事説と非侵略説というのがございます。非軍事説といいますのは、軍事的な利用を排除する説であります。宇宙空間の平和利用を軍事を排した利用ということと考えるということであります。
現在、主要な説としましては、非軍事説と非侵略説というのがございます。非軍事説といいますのは、軍事的な利用を排除する説であります。宇宙空間の平和利用を軍事を排した利用ということと考えるということであります。
龍澤参考人にまずお尋ねをしたいと思いますが、平和利用に関して非軍事説と非侵略説、大別して二つあるということでありますが、この協定ではそのいずれをとるかは「当該要素を提供している参加主体が決定する」という規定になっておりますから、それぞれの国の判断でいずれの立場をもとり得るということになろうかと思うのですが、そうなると、アメリカの立場と日本の立場は違ったものになってくる。
○矢田部理君 もう一点で終わりますが、関連して、協定そのものも平和利用になっており、日本の平和目的、平和利用というのは非軍事説に立っているということからいたしますれば、自衛隊がこれを利用するというようなことは当然考えられないし、また排除すべきものだと思いますが、その立場は事業団としてもよろしゅうございますね。