1994-11-09 第131回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
そういう点じゃ国会での審議でも局長が認めたように、私どもが重視したアメリカの要望する戦略援助に対応する軍事的性格を今まで持ってきたことが非常に大きな欠陥の一つだったと思うんですけれども、ソ連がなくなりまして、アメリカの軍事的関心がむしろ核拡散の問題とか、第三世界の紛争等々に変わってきている状況で、日本に対する海外ODAについての戦略援助的性格の要望も性格がかなり変わっているんじゃないかと思うんですが
そういう点じゃ国会での審議でも局長が認めたように、私どもが重視したアメリカの要望する戦略援助に対応する軍事的性格を今まで持ってきたことが非常に大きな欠陥の一つだったと思うんですけれども、ソ連がなくなりまして、アメリカの軍事的関心がむしろ核拡散の問題とか、第三世界の紛争等々に変わってきている状況で、日本に対する海外ODAについての戦略援助的性格の要望も性格がかなり変わっているんじゃないかと思うんですが
しかし、和平のための外交努力よりも自衛隊機をいかに飛ばすか、あるいは事実上の戦費をいかに拠出するかといった軍事的関心に軸足を置いた政治のあり方は、少なくも憲法の命ずる平和主義に沿ったやり方とは私には思えません。 また、国際的枠組みが急変してきているがゆえにその新時代に即応した日本の対応が求められているとき、こうした憲法的規制のままで日本の国際的責任が果たせるのかという批判もございます。
今日、SDI研究を初め、日本の先端技術についてアメリカ側の軍事的関心が非常に高まっている、こういうときでありますだけに、この心配は一層ひとしおであります。大臣、この学研都市建設、これにかかわって軍事研究を導入するというようなことは、過去の大臣はそういうことはないと言明をされておりましたけれども、長官にも、改めてこの点について基本的な考え方をただしたいと思います。どうでしょうか。
○政府委員(橋本恕君) これはやはりこの方面、東南アジア、インド洋、この地域一帯に対しますソ連の政治的、軍事的関心をこういう形で示すということであろうかと存じます。
五十六年度の防衛白書によりましても、「最近ソ連軍が、極東、ザバイカル、シベリアの三軍管区及びモンゴル所在の部隊を統轄する統合司令部を設置したと言われることは、ソ連が極東に大きな軍事的関心を示しているものであり、単に中国のみならず、太平洋方面も念頭にあるともみられ注目される。
○井上(一)委員 防衛庁長官、いまジョーンズ統合参謀本部議長の報告書、さらには、後でお尋ねをしようと思ったのですが、ジョーンズ議長は、「米国の軍事的関心は「診察」から「治療のための処方」の段階にきていると総括し、ソ連の脅威への対処は「米国だけでは負担できないし、負担すべきでもない」として、集団的安全保障体制の確立のために同盟国が戦力を増強するよう求めている。」
このような見識に基づいて、あなたは、日本のエネルギー政策は多角的にならざるを得ないという結論を導き出しているわけですが、それでいながら、しかし「中ソ関係とか、アメリカとアラブ関係とか、いろいろ複雑な政治的、軍事的関心がからんできたので、多角的政策もなかなか容易なことではありません」と、ここでもまた評論家のようなことを言っているのであります。
というのは、日本国憲法があるから、軍事的関心がある研究所をつくったって、防衛庁の御用機関でない限り、あまりそういうものは一般的には成り立たないわけなのですね。 だから、この調査の問題というのは、相当ばく大な金額が毎年委託されているわけですね。
四、その使用目的は、軍事的関心から、補給線と兵站線の治安を守り、これを統制するため、秩序の回復と維持を必要とし、政治的には、解放者として廃墟の土地に臨み、米軍軍隊を病気と民間の不安から守るため、占領地の民生品の供給は必要であった。これだけ見ただけでも、ガリオア、エロアが普通の借款でないことは明瞭であります。
これは疑いをかけられて、爆撃されて沈んでも、今日の外交関係がありません状態では、適当に日本国国民の権利を保護し、外交交渉によつてその損害賠償の交渉を行うことも、直接にはできない現在でございますことも考え合せなければならないと思いますが、要するに不幸にしてソ連と国交関係が回復いたしませず、またソ連の極東方面における軍事的関心というものが、戦前よりも非常に重大になつております現在におきまして、先ほど水産庁長官