2010-10-18 第176回国会 参議院 決算委員会 第1号
この中で、「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました。」、こう述べられておるわけですが、総理、これは、一九一〇年の韓国併合は、朝鮮半島を占領した日本軍によってかの地の人々の意思に反して強制されたものであった、こういう認識だというふうに理解してよろしいですね。
この中で、「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました。」、こう述べられておるわけですが、総理、これは、一九一〇年の韓国併合は、朝鮮半島を占領した日本軍によってかの地の人々の意思に反して強制されたものであった、こういう認識だというふうに理解してよろしいですね。
ですから、査察の有効性そのものが軍事的背景によってなっているという事実も考えますと、これはいつまでたっても査察だけをやっているということでは何の解決にもならないということは思います。
そういう視点で、私は、今の日本というのは、やはり平和憲法のもとで軍事的背景を持っていない、こういう大前提のもとに、相手国との二国間の対話を中心としながら、具体的にどうしていくか。特に、ODAも含めまして、民間ベースをこれからより中心に、主体的になるような方針を出していただきたいと思うのでありますが、そのお考えについては外務大臣、どうでございましょうか。
ユーレカというのは大変いい言葉で、つまり、アルキメデスが浮力の発見をしたときに、ふろ場に入っていてそれを発見したときに裸のままユーレカ、ユーレカと言って飛び出してきたというその言葉で、つまり新発見を意味するわけですが、その科学技術の新発見ということだけに目をつけて軍事的背景を捨象してしまったその計画を科技庁としてお立てにならないように長官にお願いしたいのですが、御意見を伺います。
大事なことは、日本の中にある安保体制下の基地とアメリカ軍の駐留ということが、いまのような軍事独裁体制というものの過剰な軍事的背景に移って、むしろそのことが新しい危険を生まないか、新しい危険に発展しないかということのほうを心配するわけであります。ことばが十分でないかもしれません。私は、日本を取り巻くアジアの情勢が大きく緊張緩和の方向に向かおうとする、これがほんとうの動きである。
さらにまた、インド洋に対するソ連海軍の進出、こういう軍事的背景もあると思われますけれども、ソ連はマラッカ海峡は国際水路として自由航行にしろということを主張している。
私は先ほど、それが今回の沖繩返還に非常に幸いしているというふうに申し上げたわけですが、それはそれとして、アメリカが信託統治なり、あるいはそれに至るまでの間の施政権の行使ということを主張したその背景というものは、西村さんのおっしゃるように、軍事的背景、これが非常に強くあったということにつきましては私は別に違った見方はしておりません。当時は軍事的な要請というものが非常に強かったというふうに思います。
しかし、いま言われておりますのは、何もないその問題にしても、日韓条約自身が軍事的背景があるのだ、かような誤解を与えておる、不安を与えておる、そういうことを避けなければならない、かように私は申し上げておるのであります。
○佐藤内閣総理大臣 軍事的背景がないという話は何度も申し上げましたが、ないということを証明しろと言われるのはたいへんむずかしいことです。むしろ、あると言われるほうが証明の材料があるわけで、ないものは最初からないのです。 私がはっきり申し上げたいのは、皆さま方も心から主張して平和憲法を守らなければいかぬと言われる。
次に、今回の問題は軍事的背景はないということをたびたび申し上げました。また、ただいまこの問題についての社会党の考え方も伺いました。これはもう社会党の考えとして、批判はいたしません。
(拍手) 佐藤総理、この日韓条約に軍事的背景を否定なさるなら、その証拠として吉田・アチソン交換公文を破棄すべきであります。軍事協力を言明する米韓当局に抗議すべきであります。そうして三矢計画とその関係者を処分すべきであります。その勇気があれば最後に承って、私の質問を終わる次第であります。(拍手) 〔内閣総理大臣佐藤榮作君登壇〕
従って、わが国に対する寄港要請は、このような政治的、軍事的背景のもとにあるということを理解すべきであって、単に放射能の危険さえなければいいのだというような簡単な問題でないことを強調しておきたいと思います。 原子力潜水艦の問題と並んで重要なのは、言うまでもなく日韓会談であります。
いわゆる大日本帝国としてアジアに君臨しておって、そして大きな軍事的背景の上に立ち、しかも朝鮮、台湾、満州まで勢力分野のもとに置いて、中国を眼下に見下しながら貿易をやっておった時代と今日とは非常に建っておるということを考えなければならぬ。もう一つ、この間あなたが説明された中にもあったが、来年度の貿易というものは、必ずしもそう大きな期待はできない。