1960-02-03 第34回国会 参議院 本会議 第4号 ましてや、平和憲法を持ち、戦争を放棄し、また、核兵器の保有も認めない日本が、これから力の政策に一枚加わって軍事的均衡政策に安全保障の道を求めようというのは、進行する世界情勢にマッチしない時代逆行の方向といわなければなりません。しかも、自由陣営との提携、力の均衡をうたうだけで、具体的な緊張緩和政策を何ら示していないのであります。 羽生三七