2012-03-02 第180回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
しかし、満州事変から日中戦争への流れをつくった日本の軍事官僚たちは、そのようには考えませんでした。彼らの歴史観は、一九二一年の彼らのバーデンバーデンの密約に示されています。欧州戦争の意味を観察するために欧州に派遣された永田鉄山などの日本軍人たちは、来るべき世界戦争に備えて、国家総力戦体制の構築を急ぐことこそが日本の進むべき道であると考えたのです。
しかし、満州事変から日中戦争への流れをつくった日本の軍事官僚たちは、そのようには考えませんでした。彼らの歴史観は、一九二一年の彼らのバーデンバーデンの密約に示されています。欧州戦争の意味を観察するために欧州に派遣された永田鉄山などの日本軍人たちは、来るべき世界戦争に備えて、国家総力戦体制の構築を急ぐことこそが日本の進むべき道であると考えたのです。
その原因は、当時最大のエリートだった軍事官僚のひとりよがりの正義感、現実から遊離した情勢認識でした。今、一部官僚により、それが繰り返されています。 外交面でも、日本は国際社会の中で孤立し始めております。 私は、北方領土問題の解決に向け、政治生命をかけて取り組み、国益に即した活動をしてきたと自負するものです。
戦前は、明治憲法、統帥権の独立という形で、軍部、軍事官僚のある時期からの独裁になってきたわけですが、戦後はそれが全部崩れたはずですが、残念ながら官僚主導、官僚主権国家が続いている。 これは、さきの薬害肝炎で、舛添大臣はそれなりに頑張られましたが、なかなか官僚に言うことを聞かせることができない。社保庁もしかり。
これが、官僚政治がばっこして軍事官僚がはびこる。国会軽視、これがやがては大政翼賛会になる。官房長官のおじいさんの時代にあった、日本が非常につらい歴史を経験しているわけですよ。議会制民主主義を守っていくという点において、こういったことについては十分なこれから注意をしていただきたい。 総理、いかがですか、御見解は。
日本は十四世紀の武装商人、これは倭寇のことでございますが、武装商人や第二次大戦のときの軍事官僚のように、今や世界で貿易戦争に従事し、あらゆるところの戦いに勝ち抜いている、そこに見られるのは、鉄砲を撃たぬかわりにそろばんを片手に行う経済戦争であるというようなかなりどぎつい表現を使いまして、押し寄せる黄色い輸出とか不当競争、ダンピング、新しい黄禍、為替レートの不当操作ということをしばしば言及しておりまして
しかし、ただ自衛隊の制服組、軍事官僚がりっぱだとは私は言いません、なかなか危険性を持っておりますから。その点ひとつ防衛庁長官は、そういう者どもにだまされないようにしゃんとしてやっていただきたいことが一つです。 それからいま一つは、いま私が申したけれども、私だけでもこういうワインバーガーの秘密文書が入るのです。防衛庁は手に入っておれば私の方へ資料を回してもらいたい。