2015-06-09 第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
○国務大臣(中谷元君) これは一般論として申し上げれば、仮に中国が南シナ海の南沙諸島にある岩礁に軍事基地機能を形成した場合、中国海空軍や海警の南シナ海におけるプレゼンスが増大をする可能性はあります。
○国務大臣(中谷元君) これは一般論として申し上げれば、仮に中国が南シナ海の南沙諸島にある岩礁に軍事基地機能を形成した場合、中国海空軍や海警の南シナ海におけるプレゼンスが増大をする可能性はあります。
国家間の問題処理としましては、大きな汚点を残しました金大中事件の措置に加えて、日米会談においては新韓国条項を強調し、朴軍事政権に大きくてこ入れをし、自衛隊と軍事基地機能を強化して、アジアにおける日米軍事協力を強めようとしておる外交政策の方向もまた、三木首相が説いてまいりました外交の展望とは全く反対のものであり、明らかに、世界の大きな流れに逆らうばかりではなく、現在及び将来にわたり、政治担当能力を失っていると
そういう中で、地理的に申しますと、沖繩というのは、極東につきましても、あるいは南のほうにつきましても、地理的に非常に便利な、戦略的には意義の高い地域でありますので、ここにおける軍事基地機能というものは、米軍としては確保したいであろうというふうに思います。
その中でペンタゴンとしては、やはり現在日本がアメリカに対して許容している線よりも上を越すいろんな軍事的要求があって、その上でいま四次防というものが考えられつつあるんだというところまできたということで、たまたまB52の沖繩の問題に入ってきましたが、この沖繩について、防衛庁長官は数カ月前に、沖繩の軍事基地機能は下がるんだと、こういうことを言われたことがあります。
ここでその議論には私は入りませんが、少なくともアメリカが言っておることは、沖繩の軍事基地機能を低下させてはならぬと言っておるのですよ。日本が言っておるのは、沖繩の軍事基地の機能は低下させてもいいと考えておるのかと聞いておるのです。
この声明、いま二点を指摘しましたが、これがもう最大の、返還しても軍事基地機能というものは失わないんだ、いままでと変わらないんだ——いままでは事前協議も何もなかったはずですね。今度、いま言われるように、本土同様、事前協議、しかも「ノー」もあるということであれば、従来と変わらないという証言ができるはずがありません。
このような軍事基地機能の維持が絶対条件である。だからこそ、すなおに喜べないのであります。わが国自衛隊の駐留もその条件のためのものでありましょう。このような自衛隊派遣を取りやめるべきだと思いますが、総理の御見解を承りたい。 軍事優先の沖繩返還、わが国自衛隊の増強、産軍複合の進行、これはアジア諸国の恐怖心をかき立て、国際緊張を高めておることは、否定できない事実であります。
あるいはさらに言うならば、軍事基地機能として強化拡大をされておる。そういう状態の中で自衛隊が配備をしていって、沖繩は自衛隊が守るのですと言っても、ちょっとわれわれにぴんと来ないのですよ。