1979-05-09 第87回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号
○政府委員(野原石松君) これは、具体的には火災の防止ということではありませんが、軌道装置の関係で非常に問題があったと思います。それから、現場の環境測定というか通気状況、こういうものにも問題があったので、それらの事項を含めまして数件指示をいたしております。
○政府委員(野原石松君) これは、具体的には火災の防止ということではありませんが、軌道装置の関係で非常に問題があったと思います。それから、現場の環境測定というか通気状況、こういうものにも問題があったので、それらの事項を含めまして数件指示をいたしております。
たとえば軌道装置、手押し車、そういうものでは三百四十一事業所、あるいは電気装置については百九十事業所、墜落や危険防止で百八十六事業所というようなことで、あなたの方ですでに指摘をしているところがあるわけでしょう。それが改善されてないのです。改善されてないからこういう問題が出てくるのでしょう。改善をするようにもっと厳しく指導するという方法が私はないのかということを申し上げているんですよ。
○津沢説明員 ただいま御指摘のことでございますが、私どもも、多くの現場を抱えておりますが、ともかく現場につきましては、五十三年中二回の臨検監督をやりまして、軌道装置などについてのいろいろな問題を指摘いたしておりますが、何しろ長大な現場の中でいろいろな施設を使っておりますし、さらには安全衛生関係法令も膨大な規制がございます。
その際、道床の保持、通気量の測定、軌道装置といったようなことについて指導をしております。 先生御指摘の、事故の直前に群馬の労働基準局並びに監督署が現場を視察しておりますが、これは臨検監督という目的で行ったものでなかったわけでございまして、したがいまして視察の結果どういうことであったかということは、私ども詳細には報告を受けておりません。
○野原説明員 住友金属の和歌山製鉄所の構内には、ディーゼルカー等が走る軌道装置があり、さらにいま先生が御指摘されましたように、埋め立て計画の進行に伴ってたくさんのダンプ、トラック等が入り込んでくるということも承知をいたしております。そこで現に、いまお話がありましたように、昨年とことしにかけまして二件の交通災害が発生をしておるわけでございます。