1973-06-19 第71回国会 衆議院 地方行政委員会 第32号
ただ、お話しのように、国道部分につきましては、先ほど道路局次長がお答え申し上げましたように、軌道法なり軌道条例というふうな法令のたてまえから申しまして、建設省としては、交通に予算を出すということになかなか踏み切れないというのが実態のようでございます。私どもも、何度か大都市の要望を受けまして、建設省に折衝いたしました。しかし、御承知のように、民営鉄道の中で道路敷を使っておるものがかなりある。
ただ、お話しのように、国道部分につきましては、先ほど道路局次長がお答え申し上げましたように、軌道法なり軌道条例というふうな法令のたてまえから申しまして、建設省としては、交通に予算を出すということになかなか踏み切れないというのが実態のようでございます。私どもも、何度か大都市の要望を受けまして、建設省に折衝いたしました。しかし、御承知のように、民営鉄道の中で道路敷を使っておるものがかなりある。
○中村(清)説明員 いまお話しの件につきましては、自治省の森岡審議官がお答えしましたように、私ども、自治省から申し入れを受けておりますが、何せ、先ほど申し上げましたように、軌道条例から始まる、ずいぶん昔からの歴史的な所産もいろいろございまして、一朝一夕にはちょっと片がつかない問題ではないかと考えております。
○中村(清)説明員 いまお話しがございましたように、軌道につきましては、軌道法で敷設いたしましたものと、それから軌道条例によって敷設いたしましたものと、二種類あるわけでございます。軌道法は大正十年にできましたから、それ以前のものは、明治二十三年の軌道条例によって敷設された、こういう関係になるわけでございます。
○吉兼説明員 私どものほうで調査をいたしたところによりますと、大阪市の軌道は現在のところ、三十四万二千三百坪ばかりでございますが、旧軌道条例当時に敷設されましたものが約二十四万であります。残りの十万が新軌道法によって敷設されたもの、こういうふうに資料では出てきております。
御承知の路面電車につきましては、軌道法が適用されるわけでありますが、大阪市の路面電車につきましては、軌道法の施行、つまり大正十年以前の軌道条例でもって特許されております。そこで軌道条例の昔のいろいろな資料をひっくり返しまして調べたのでございますが、軌道条例では、道路敷に路面軌道が敷設されましたときには、それは道路区域に編入になることになっております。