1947-12-03 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第40号
最近その統合のわくを緩和して、大都市においては、車輛事情上百輛をもてば新規營業許可の方針となつているように承つておりますが、現在の車輛生産受び資金の状態をもつてしては、おそらく實現不可能のことであろうかと思われます。この際新たなる營業許可は諸種の事情から困難であると思いますが、もとの營業權をもつておつたものの範圍内において復活させていただきたい、こういうことが請願の趣旨になつております。
最近その統合のわくを緩和して、大都市においては、車輛事情上百輛をもてば新規營業許可の方針となつているように承つておりますが、現在の車輛生産受び資金の状態をもつてしては、おそらく實現不可能のことであろうかと思われます。この際新たなる營業許可は諸種の事情から困難であると思いますが、もとの營業權をもつておつたものの範圍内において復活させていただきたい、こういうことが請願の趣旨になつております。
自動車交通事業といたしましては、バス、トラツク、ハイヤー、タクシー、自動車道等の仕事がございまするが、そのうちでバス業者はお手もとにさし上げました資料にも掲げておきましたが、ただいま二百五十六業者ございまして、全體で八萬一千キロばかりの營業キロをもつておるわけでございますが、現在の車輛事情、燃料事情等からいたしまして、そのうち約四割は營業を休止いたしておるような現状でございます。