2000-03-22 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
ボルスタレス台車は、車体重量が空気ばねを介して台車に直接加わるので、左右の空気ばねの圧力差によって、車輪に加わる重量がアンバランスになりやすい。また、従来の台車は、台車が心皿を中心に回転するので、曲線走行がスムーズである一方、ボルスタレス台車は、牽引装置と空気ばねがねじれるので、曲線走行時、反発力が生じることになり、空気ばね部分の傷み、損傷等が激しいと言われています。
ボルスタレス台車は、車体重量が空気ばねを介して台車に直接加わるので、左右の空気ばねの圧力差によって、車輪に加わる重量がアンバランスになりやすい。また、従来の台車は、台車が心皿を中心に回転するので、曲線走行がスムーズである一方、ボルスタレス台車は、牽引装置と空気ばねがねじれるので、曲線走行時、反発力が生じることになり、空気ばね部分の傷み、損傷等が激しいと言われています。
具体的に申し上げますと、「のぞみ」の新車両でございますが、今の東海道新幹線の車体重量を約二四%減らしております。自重が普通のものは全体で六十トンございますが、これを四十六トンに下げて、アルミを使っておりますので、大変軽くなっている。それから、普通の新幹線は屋根の上に空調、クーラーとか暖房用の機器を全部積み上げておりまして、それだけ重心が高いわけでございますが、これを全部床下に配置をいたしました。
そういうために車体重量、この等価慣性重量を用いた。 それでなければ、もっとわかりやすい排気量でやれば一番国民がわかりやすいわけですよ。等価慣性重量で言ったって国民はわからぬわけですよ。排気ガスが二千だ、あるいは千五百と言えば、この車は公害車であるとか低公害車であるということはすぐにわかるわけです。
私は、環境庁長官にお伺いしたいのですけれども、この等価慣性重量の車種別の車体重量表を出していただきたいと思うのです、検討した。
この報告書によりますと、私、正確には、先ほど八田先生に伺った時点ではっきりわかったわけですが、等価慣性質量で千キログラムというのは、車体重量——われわれは車体重量で考えますから、車体重量に直しますと約千キログラム以下、これは排気量でいいますと一五〇〇cc以下の車になります。現在は確かにそういう車のシェアは全体で約三分の二、すなわち七〇%程度あります。
○林(義)委員 それから、これは私もしろうとですし、そんなに時間もなかったものですから、さあっと読んでみて気がついたところだけ申し上げますが、「車体重量一トン前後の小型車ならばNOx〇・四グラム・パ−・キロメートルを達成することは不可能ではないと考えられる。」こう書いてある。あるいはそうかもしれません。車体重量一トン前後のものについては技術開発の可能性がある、不可能ではない、こういうのです。