2021-05-18 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
この改定した中間とりまとめでは、高速道路と並行する国道等を交互に通行止めしながら集中除雪を行うことでどちらか一方の幹線道路により交通機能を確保するというこれまでの考え方から、人命を最優先に、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避することに基本的な考え方を変更いたしたというところでございます。
この改定した中間とりまとめでは、高速道路と並行する国道等を交互に通行止めしながら集中除雪を行うことでどちらか一方の幹線道路により交通機能を確保するというこれまでの考え方から、人命を最優先に、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避することに基本的な考え方を変更いたしたというところでございます。
このため、道路ネットワーク全体として大規模な車両滞留の抑制を、通行止め時間の最小化を図る、道路ネットワーク機能への影響の最小化を図る考え方に転換するとしたところでございます。具体的には、高速道路と並行する国道等を交互に通行止めしながら集中除雪を行うことで、どちらか一方の幹線道路により交通機能を確保するということにするものでございます。
そのような状況の中で、高速道路において交通機能を確保しようと考え、その通行止めをちゅうちょしたことが大規模な車両滞留の発生や、その長期化の要因の一つと考えてございます。
この中間とりまとめ改訂案では、これまで、道路ネットワーク全体として大規模な車両滞留の抑制と通行止め時間の最小化を図る、道路ネットワーク機能への影響を最小化する、つまり、できるだけ道路ネットを止めないようなやり方をするという考え方から、今後は、人命を優先し、幹線上で大規模な車両滞留を徹底的に回避することに基本的な考え方を変更し、具体的には、短期間の集中的な大雪時には、通行止めの予測等の繰り返しの呼びかけ
今年の雪の被害、特に積雪による大規模車両滞留について確認をいたしますが、昨年の十二月二十二日の本委員会の閉会中審査におきまして、関越道における雪による大規模車両滞留について私からこの場で厳しく指摘をさせていただきましたが、私の質疑から四日後の十二月二十六日には、赤羽大臣には早くも新潟県を訪問され、車両滞留の再発防止に向けて迅速な対応をいただきました。
豪雪地帯における道路交通の確保についてでありますけれども、平成二十六年二月、山梨県における国道二十号で最大約四百台の車両滞留が発生したと、平成三十年二月、福井県における国道八号で最大約千五百台の車両滞留が発生した、このことを踏まえて、平成三十年二月ですか、国土交通省は冬期道路交通確保対策検討委員会を設置をされました。
今の、大雪時の道路交通確保対策につきましては、これは改めてなんですけれども、人命を最優先にということと、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避するということを基本的な考え方として、やはり早め早めの判断をする、それは人命最優先、トラブルを回避するということに尽きるかと思います。 ちょっといろいろ、大部でありますので、そうしたことをまとめているということでございます。
昨年十二月の大雪に伴いまして、関越自動車道において約二千百台もの大規模な車両滞留が発生し、二日以上も通行止めとなりました。長時間にわたり車内で待機いただくなど、大変御迷惑をおかけしましたことを、改めておわび申し上げます。
大規模な車両滞留の発生を重く受け止め、今後の大雪については、高速道路とそれに並行する国道を広範囲、同時に通行止めするなど、人命の安全確保を最優先に対策を講じてまいります。また、地方公共団体が適切に道路除雪を実施できるよう支援をしてまいります。 農産物の被害については、その状況を速やかに把握した上で対応してまいります。 この大雪については、政府として責任を持ってしっかり対応します。
私からは、先日発生をいたしました関越自動車道における大雪に伴う車両滞留について確認をしたいと思います。 報道でも大きく取り上げられましたが、関越自動車道では、先週十六日夜から大雪に伴いまして大規模な渋滞が発生し、複数の箇所で車が立ち往生いたしました。その数は最大で二千百台もの規模に上り、新潟県では自衛隊に災害派遣が要請され、車両に取り残された多数の方々の救助活動を行うに至りました。
今回の大雪に伴い、長時間にわたる立ち往生や通行止めが発生したことを踏まえ、ドライバーへの事前の情報提供の在り方、早期通行止めと集中除雪の実施、車両滞留発生時の情報の正確な把握と関係機関との連携体制の構築、滞留に巻き込まれた方々への支援物資や情報提供の在り方など、課題があると考えてございます。
○石井国務大臣 本年二月、福井県の国道八号におきまして、大雪時にチェーン未装着の大型車の立ち往生をきっかけに大規模な車両滞留が発生をいたしまして、経済社会に大きな影響を及ぼしたところであります。 このような大雪時には、スタッドレスタイヤを装着した車両でありましても、チェーン未装着の場合に立ち往生が発生することが、これまでの事例により確認をされております。
○池田政府参考人 従来より、大雪時にチェーン未装着車が立ち往生する事象が確認されておりましたが、ことし二月、福井県の国道八号において、チェーン未装着の大型車の立ち往生をきっかけに大規模な車両滞留が発生しまして、経済社会に大きな影響を及ぼしたところでございます。 このような状況に鑑みまして、国交省としては、今後の大雪時の道路交通確保に向けた対策を検討してまいりました。
高速道路は広域交通を担う幹線道路でございまして、積雪によるスタック等が大規模な車両滞留を引き起こすことや、高速走行車両によるスリップが大事故に発展すること等が懸念をされます。
こうした中、首都高速道路におきましては、一月二十二日からの積雪により、長時間の車両滞留や通行どめの長期化を引き起こしました。また、福井、石川県境をまたぐ国道八号線では、二月四日からの記録的な大雪に伴い、並行する北陸自動車道の通行どめ後、大型車のスタックを起因とした最大約一千五百台もの大規模な車両の滞留が発生し、滞留車両の排除に長時間を要しました。
ことしの冬は全国的に平年を上回る降雪となっておりますが、こうした中で、首都高速道路におきましては、一月二十二日からの積雪によりまして、長時間の車両滞留や通行どめの長期化を引き起こしました。また、福井、石川県境付近の国道八号では、二月四日からの記録的な大雪に伴い、大型車のスタックを起因とした、最大約千五百台もの大規模な車両の滞留が発生し、滞留車両の排除に長時間を要しました。
道路管理者、都道府県警察その他の関係機関は、大雪による車両滞留を防止するために、情報の共有に努め、必要に応じて通行どめの区間やタイミング等について調整を図ることが重要であるというふうに書かれています。 ということは、この二十四年にはこういうことが言われていたんですが、この教訓が今回の八号線の渋滞に生かされていたと思われますでしょうか。