1957-04-18 第26回国会 参議院 商工委員会 第21号
○阿部竹松君 私は、こういう科学情報センターを作るという趣旨には大賛成なんですけれども、お話しを承わっていると、どうも二、三年たつと身売しなければならんというような不安を非常に感じているわけです。
○阿部竹松君 私は、こういう科学情報センターを作るという趣旨には大賛成なんですけれども、お話しを承わっていると、どうも二、三年たつと身売しなければならんというような不安を非常に感じているわけです。
我々ときたまやはり街にただずむ女を見ますると、誠に政治の貧困ということを痛感されるのでございまするが、当委員会におきましても、たびたびこの身売防止或いは人身売買といよような形の問題が極めてそのあとを絶たないのでありまして、そ才にはそれの事情があるのでございましようが、最も我々としては心外に堪えませんのは、この中間にあつて特にそれらのものを誘拐し、或いはそれのブローカーとなり、而もその人身売買の仲介者
こういうような点につきまして、よく人権擁護であるとか、或いは人権保護であるとかいうようなことは品にせられておりますけれども、こういう身売の問題につきましては、どうも従来の取締が私は不十分でなかろうかと思われるのであります。
或いは子供を身売するというようなこともふえて行くというような傾向が見えておるのであります。差当りましては日傭をやる、或いは製炭によつて辛うじて生活を維持しておるというのが、こういう米作の特に悪い地方における現状であろうと思うのであります。
○山根政府委員 飼料が非常に逼迫いたして、そのために家畜の身売を招致しておるという点でありますが、私ども最初これが問題になりましたときにも申し上げましたように、価格が異常な暴騰を示しておりまして、私どもの立場から非常に遺憾なことと存じまして、過般来いろいろな緊急の対策を講じて参つたわけであります。
そこにおきましては、卵を産む前の若鶏が、飼料が高いから売られておる、田沢湖におきましては二才駒が売られておる、豚がどんどん身売されておる。大阪においては畜産五箇年計画がやつと緒について、うまく行きがけたときに、飼料事情でまたがたがたになつておる。農林省においても、畜産五箇年計画は非常な難問に遭遇しておると思う。
東京の議会で畜産奨励をやつているにもかかわらず、農村の有畜化を論議しているにもかかわらず、実体の農村におきましては、娘が身売りし、馬が身売している。池田君の今の質問にもありましたように、農地が大蔵省の下役人どもに差押えられておる。その原因は一体どこにあるのかということです。これは一体どうなんです。
即ち農産物の価格は本年に入つてから大幅に下落しつつありますために、農家経営は大打撃を受け、低米価による強権供出はますます強化され、配給肥料も買えなければ税金も拂えない農家戸数は激増し、借金は殖えるし、娘の身売、土地の質入や闇売さえ盛んに行われて、どこの農業協同組合も殆んどが破産状態にあります。
又地方においても、もうこれ以上学校を継続することができないというので、生徒共身売をしているという学校も出ておる。廃校した学校も相当ある。例えば靜岡県では、二十九校のうち六校がすでに廃校になつておる。福岡では四十三校のうち五校、東京では二百六十校のうち四校、鹿兒島県では十二校のうち七校、こういうような全国至るところに例が出ておるのであります。