1975-11-12 第76回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
そして事故が起これば、発破係がどうだったとか保安係の責任がどうだとか、そういうところが問われておるが、会社自体、この跡方ガスの燃焼を起こさないようになぜしっかりやらなかったか。大きな問題は、そのような現場の人々よりも、むしろ会社と監督すべき政府の怠慢というか、自分の職責、使命を十分にやっていない点にある、これを指摘したいと思うのです。
そして事故が起これば、発破係がどうだったとか保安係の責任がどうだとか、そういうところが問われておるが、会社自体、この跡方ガスの燃焼を起こさないようになぜしっかりやらなかったか。大きな問題は、そのような現場の人々よりも、むしろ会社と監督すべき政府の怠慢というか、自分の職責、使命を十分にやっていない点にある、これを指摘したいと思うのです。
まだ調査中だから結論はわからないのですが、そういう点、特に私が人災というようなことが多少頭にひらめくのはなぜかというと、高島の場合、行って見ますと跡方ガスのチェックが足りなかったということは認めているわけです。
たとえば今回の高島の事故でございますけれども、その対策をどうするかということが、会社側からも提案になっておりまするし、あなた方もそれを了承しておるようでありますが、要するに異常発破を排除する、それから異常発破と跡方ガスのルートを遮断する、こういうことが基本的な対策、それを土台にいたしまして、いろいろと細目の対策をとっていこう、こうしておるわけでありますけれども、今回の高島礦業所の事故も、結局、異常発破