1952-02-27 第13回国会 参議院 決算委員会 第10号
そのために先ず私から第一銀行の足利支店に出かけまして、当時の足利工業及びこの関係者の預金元帳関係、更に銀行内にある預金取引或いは送金その他一切の関係書類を先ず調べるということになつて、私が直接これに当つたわけであります。これにかかつております間に、間もなく高橋正吉から田中及び第一銀行足利元支店長の梶川保に対する告訴が出されたのであります。
そのために先ず私から第一銀行の足利支店に出かけまして、当時の足利工業及びこの関係者の預金元帳関係、更に銀行内にある預金取引或いは送金その他一切の関係書類を先ず調べるということになつて、私が直接これに当つたわけであります。これにかかつております間に、間もなく高橋正吉から田中及び第一銀行足利元支店長の梶川保に対する告訴が出されたのであります。
すでにこの当委員会でも明らかになりましたように、銀行側としては代理事業をしたという立場に立ちまして、この四千百万円の日銀の小切手を第一の足利支店に支店長届金という形で送付いたしました。十二月二十九日に第一銀行足利支店にその金が入金されておるわけであります。
○証人(渡辺留吉君) 高橋の告訴状の内容は実は非常にわかりにくいことになつておりますが、これを要約いたしますと、高橋正吉は四千百七万六千八百五十円の金を特調で受取つて第一銀行足利支店の高橋の個人名義の預金口座に振込み方を頼んだのに、これを銀行が足利工業株式会社の預金口座に入金した事実があるが、これは背任だという点が一点。
それは昭和二十六年五月七日元足利工業株式会社專務取締役高橋正吉が同会社の社長田中平吉及び元株式会社第一銀行足利支店長梶川有に対して背任横領の罪名で告訴して参つたのであります。
それからその外に東京銀行の足利支店に專務の名義がございました。それから第一銀行の足利支店に会社の代表としての口座がございます。
○証人(大橋武夫君) この過拂が明らかになりましたる当時におきましては、足利工業が、暮に調達庁から受取りましたる約四千万円の小切手というものが現在の第一銀行の足利支店、当時は帝国銀行と申しましたか、そこへ全部入つたらしい。併しその前に会社或いは会社関係者の手形があつたらしくて、その手形を落して別命預金としては殆んどなかつた。
さらに栃木縣でありますが、栃木縣の帝國銀行足利支店は浸水五寸、栃木支店は一寸くらいでありまして、大して營業に支障があると認められるようなことはなかつたのであります。 さらに神奈川縣でありますが、金融機關の店舗には被害がございません。自由支拂の特例許可も、神奈川縣におきましては必要がないというやうに考えられておる状態であります。