2020-03-26 第201回国会 参議院 予算委員会 第15号
委員会におきましては、監視カメラから越流が生じているのが確認されており、堤防決壊地点の上下流区間も川裏のり尻に越流水による洗掘等が確認されているというふうに報告がされているところでございます。このため、委員会においては、越流によって堤防等の欠損が発生し、決壊の主要因になったと推定されるとされているところでございます。
委員会におきましては、監視カメラから越流が生じているのが確認されており、堤防決壊地点の上下流区間も川裏のり尻に越流水による洗掘等が確認されているというふうに報告がされているところでございます。このため、委員会においては、越流によって堤防等の欠損が発生し、決壊の主要因になったと推定されるとされているところでございます。
この原因究明等を目的として設置をされました高梁川水系小田川堤防調査委員会におきましては、決壊原因につきましては、前後区間に比較し相対的に堤防高が低い箇所から越水が発生し、越流水が集中することにより、時間の経過とともに堤防のり尻部の洗掘等が発生したこと等であると推定されております。
江戸川の高規格堤防につきましては、河川管理施設等構造令等に基づきまして、越流水による剪断力による洗掘に対し必要な剪断抵抗力を有するように設計するために、計画堤防天端高を基準とする高規格堤防設計水位の水深、いわゆる越流水深を十五センチと設定しております。
越流水が堤防の裏側をなだらかに下りるように勾配を緩やかにしております。それが堤防高さの三十倍、三十Hという数字です。 この三十Hとは何が根拠なのか、こう聞きますと、お配りしております資料の二ページ目、河川管理施設等構造令等よりとりまとめと、こうある資料が出てまいりました。数式です。越流水が堤防を破壊しようとする力を小さくする、なだらかな勾配を割り出すという式です。
堤防の決壊の原因の究明につきましては、高梁川水系の小田川堤防調査委員会におきまして、決壊原因について、前後区間に比較し相対的に堤防高が低い箇所から越水が発生し、越流水が集中することにより時間の経過とともに堤防のり尻部の洗掘が発生したと、このように推定をしてございます。 決壊の順序等につきましては、小田川のまず支川の高馬川の右岸側におきまして決壊が最初に生じております。
これはあくまでも試験的にやった事例なのですが、実物大の大型堤防を用いて越流の実験を行ったところ、大型模型実験を行ったところ、遮水シートを裏のりに敷きまして、継ぎ部を接着しない場合には、継ぎ部への越流水の集中に伴って裏のり面の浸食が急激に進行すると、そういう実験の結果もございまして、そういった懸念があるということで、現時点では堤防裏のり面の対策を実施をしておりません。
○山添拓君 堤防を越えた水、越流水が堤防の裏側を削っていったということであります。堤防調査委員会は、越水の危険性がある場所で危機管理型ハード対策を実施し、決壊までの時間を引き延ばしています。資料の三ページにもございます。
高梁川水系の小田川堤防調査委員会におきましては、決壊原因について、前後区間に比較し相対的に堤防高、堤防の高さが低い箇所から越水が発生し、その越流水が集中することにより、時間の経過とともに堤防ののり尻部の洗掘等が発生したこと等であるというふうに推定をしております。
特に、大都市の場合には合流式下水道というものを採用しておりまして、こういうところでは、特に雨天時の越流水によりまして公共用水域の水質汚濁というものが懸念されるわけでございます。
また一方、現実の合流式下水道の雨天時越流水によります公共用水域の水質汚濁負荷を削減するために、その改善をしなくてはいけないという方向で認識をしております。現在におきましても、重要な視点におきまして改善事業を推進しております。例えば、雨水滞水池をつくりまして初期の汚濁した雨水をためて、処理場で後で処理をするとか、あるいは遮集管渠の能力をふやす等の措置を現在もやっております。