1984-10-03 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号
これに対しましては、私どもといたしまして早くから干ばつが予想されるような状況でございましたので、八月以降、現地に担当官を派遣しまして、あるいはまた地方農政局の畜産課長会議等を通じまして実情を把握いたしますとともに、そういう地域に対しましては飼料作物の生産技術指導を丁寧にやっていくとか、あるいは今後の越冬飼料というふうな観点で、個々の不足する農家に対しましては飼料のあっせん調整をいたしますとか、さらには
これに対しましては、私どもといたしまして早くから干ばつが予想されるような状況でございましたので、八月以降、現地に担当官を派遣しまして、あるいはまた地方農政局の畜産課長会議等を通じまして実情を把握いたしますとともに、そういう地域に対しましては飼料作物の生産技術指導を丁寧にやっていくとか、あるいは今後の越冬飼料というふうな観点で、個々の不足する農家に対しましては飼料のあっせん調整をいたしますとか、さらには
これは家畜共済で救済できますけれども、この被災地の軽種馬生産者は、越冬飼料に一体どうするかということで大変困り果てているというような状態でございます。
○横手委員 時間が参りましたのでこれで終わりにいたしますけれども、しかし、この畜産越冬飼料の問題については現地の方も大変心配をしておられました。なるほど現行価格に政府が補助しておられることは承知をいたしております。
それからもう一つ、この災害によって畜産の越冬飼料の不足を心配をしておられる声がたくさんございました。政府として、これの量の確保とあわせて、被害畜産家に対して政府操作飼料を低価格で払い下げるなどの処置が必要であろう、もしそういった越冬飼料が枯渇したというようなときには、こういった緊急の対策も必要であろうというぐあいに考えておりますが、その二点について御質問申し上げます。
そのほか、水稲等の次季作用種子並びに越冬飼料の確保について指導し、規格外米について販売可能なものは自主流通米で販売するよう指導しております。 また、被災農家の飯米確保のため、政府米の特別売却措置を実施することとし、現在関係県と協議中でございます。
また、農業共済金の早期支払い、次季作用種子の確保、越冬飼料の確保等につきましても指導を行ってきたところでございます。 このほか、被災農家の就労確保のため、被災地での重点的な公共事業の施行、さらに被災農家の飯米確保につきましても、知事を通ずる特別売却等の措置を講ずることといたしております。 今後は、被害の実情に応じまして適切な対策を講じ、被災農家の救済に万全を期してまいりたいと考えております。
越冬飼料がきわめて不足しているわけでございまして、これに対してはやはり十分な手当てをする必要があると思いますので、政府当局としてはどのような対策を講じておられるのか、御説明をいただきます。
○犬伏説明員 越冬飼料の関係でございますが、ただいままでの対策といたしまして、ことしの飼料作物についての被害が予想されました時点、八月の時点でございますが、技術対策を講ずるような通達を出しております。
この冬の越冬飼料に事欠くというような畜産農家もございます。そういった向きに対しては、ほかの融通のきくような地域から粗飼料を回すというような需給調整を図るということ。それから、どうしても足りないという向き、しかも政府のお手持ちを払い下げてほしいという向きには、手持ちの大麦もございますのでこれを払い下げるということも考えております。 十四番目に、防除に対する措置でございます。
粗飼料二番草、三番草がとれない、越冬飼料の手当てができないというような向きもありますし、地域によっては若干出す余力あるところもある。そういう地域間の調整を図るということを第一に考え、さらに、どうしても手当てが必要であるという向きに対しては、政府手持ちの飼料用の大麦を払い下げるということも考えておるわけでございます。 それから十四番目に防除に対する措置。
○関根説明員 東北地域で飼料作物にかなりの被害がございまして、越冬飼料が重要な問題になっておるということは承知をいたしておるわけでございますが、この越冬飼料の確保につきましては、私ども現在のところは、先ほど来お話がございましたけれども、天災融資法等の発動によります経営資金の枠の中で一応対応していただきたいというふうに思っておるわけです。
当面、そういうことをやっておりますが、実は越冬飼料が心配される。牧草、現在刈り取りするものもかなり越冬飼料に回るわけでございますが、それができなくなるということになりますと、冬期間の貯蔵飼料の確保のためにこれから追播したりあるいはわせ青刈りトウモロコシの緊急作付をするというようなことによって極力確保するということも必要になるわけであります。
○増田説明員 午前中も御説明申し上げましたとおり、現在飼料作物の被害状況あるいは越冬飼料としてどれくらいの数量が必要であるかということにつきましては、九月十五日現在で道庁において調査中、おそらく今月中に調査結果がまとまることと思っております。その結果を待ちまして、過去の先例も勘案しながら、関係方面と早急に交渉に入り、越冬飼料の対策を考えたい。
第三に、麦類、なたね、野菜、飼料等、越冬作物に相当の被害が見受けられ、第四に、果樹の枝折れ、たな、支柱等の倒壊による被害に加えて、野鼠、野ウサギによる被害は目に余るものがあり、第五に、春蚕についても、野鼠による桑樹の被害と、晩霜による被害のおそれがあり、第六に、畜産においては、越冬飼料作物に被害が多く、手持ち飼料は底をついている状況であり、第七に、林業においては、折損はもとより、造林の時期を失するなどのほか
○吉田忠三郎君 さらに、この越冬飼料の確保も非常に問題になったんですが、御承知のように、北海道の場合はかなり酪農業を営んでいるものがございます。したがって、こういう問題が話し合われて、農林大臣は、たとえばこの稲わらであるとかあるいはビート・パルプのようなもの、それから流通飼料の関係についても万全を期したい、こう言っていたわけですよ。