1988-03-30 第112回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
それから、先生が御指摘されましたのは、いわゆる一昨年から急激にブームになってまいりました酸化物系の超電導でございますが、これも実はノーベル賞をもらいましたべドノルツ、ミューラー博士というIBMのチューリヒ研究所の成果でございますが、これを東大の研究グループがいわゆる超電導性があることを確認するという評価を真っ先にしておりますし、それに引き続きましては無機材研が、ペロブスカイト構造と言っておりますが、
それから、先生が御指摘されましたのは、いわゆる一昨年から急激にブームになってまいりました酸化物系の超電導でございますが、これも実はノーベル賞をもらいましたべドノルツ、ミューラー博士というIBMのチューリヒ研究所の成果でございますが、これを東大の研究グループがいわゆる超電導性があることを確認するという評価を真っ先にしておりますし、それに引き続きましては無機材研が、ペロブスカイト構造と言っておりますが、
安定化材と称するのは、よい超電導性といいますのは非常に嫌な性質と言うと変ですが、常温にありますときには非常にかたいものなんです。ニクロム線だとかそういう抵抗体と同じように、かたいものほど温度を下げたときにいい超電導性を示します。冷やすために、熱を取り去っていくために、そこに銅をつけているのですが、その銅は御存じのように非常にやわらかい材料です。
以上の七鉱種は、従来から重要なものとして言われているわけですが、下の②にあります新しいレアメタル、これが最近重要性が非常に注目されているわけでございまして、ガリウム、ニオブ、レアアースというのが書いてございますが、こういうものは「超」SI、レーザー発光等の開発に必要不可欠な超電導性機能、半導体性機能等の新機能を生み出すためにこということで、こういうものに必要なレアメタルでございます。