1984-04-27 第101回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
当時としては千億オーダーの超過負担解消措置も講じられました。最近になりましてから、物価が非常に落ちついているということ、それから一つには、ただいま先生御指摘のように、各省庁の予算が非常に枠が抑えられているというようなこともありまして、超過負担論議が現実にひとごろに比べますと静かになっているといいましょうか、そういう傾向があることは事実であろうと思います。
当時としては千億オーダーの超過負担解消措置も講じられました。最近になりましてから、物価が非常に落ちついているということ、それから一つには、ただいま先生御指摘のように、各省庁の予算が非常に枠が抑えられているというようなこともありまして、超過負担論議が現実にひとごろに比べますと静かになっているといいましょうか、そういう傾向があることは事実であろうと思います。
そうして、その結果に基づいて予算編成に当たって超過負担解消措置を講ずる、こういうやり方をずっと続けてきております。
五十五年度におきましては、五十四年の大蔵、厚生、自治三省の合同の実態調査を踏まえまして、社会福祉施設等の設備整備費の補助金の超過負担解消措置を講じたわけでございまして、たとえば養護老人ホームであるとか特別養護老人ホームの対象面積を広げまして、超過負担解消額としては約四億八千三百万円というものでございます。
御指摘の身障者の職業訓練所に係ります委託費につきましては、ただいま労働省からも御説明がありましたように、例の専修職業訓練校、これは補助制度でありますが、これの実態調査をやりました結果、等級格づけ等において一一・二%ぐらいの超過負担解消措置は決めたわけであります。
さんにつきましては、特に保育所の場合、公立、私立いずれもございますし、また沿革的に保育所の施設長さんの学歴、経験年数等まちまちでございましてなかなかむずかしい問題でございますが、過去三十年にわたってやってきた行政でございますので、従来の実績からはじき出されてきたものでございますけれども、現時点ではさらに、いわゆる三省合同の実態調査、自治、大蔵、厚生でございますが、これに基づきまして改善をすべく、いわゆる超過負担解消措置
第三に、単位費用の改訂が、給与改定とわずかばかりの超過負担解消措置に伴うものに限定され、そして単位費用が依然実情から著しくかけ離れたものになっています。さらに、いわゆる算入漏れ費目も依然数多く放置されているのであります。こうした実態無視の低い基準財政需要額算定を行うことによって、政府は交付税率を三二%という低率に無理やり押え込もうとしている、こう言わなければならないのであります。
去る昭和四十三年度予算編成の際に、地方財政対策の最終段階において、当時の水田大蔵大臣と赤沢自治大臣との間に、四十六年をめどとして、超過負担解消についての覚え書きが取りかわされ、これに基づいて超過負担解消措置が講ぜられたのであります。
それでは中身についてお尋ねをしたいと思いますが、昨年の三百三十一億円の超過負担解消措置をとったのは、補助単価が低いものを是正したのが幾らで、それから基準等が実態に合わないものを是正したのが幾らで、補助対象から落とされたものに対して見たものは一体幾らなのか、この内訳をお教えいただきたいと思います。あわせて本年度の二百六十六億円についても同じように、ひとつ内訳をお聞かせいただきたいと思います。
かくして本年度二百六十六億円の超過負担解消措置がとられても、なお一千億円近い膨大な超過負担は地方財政への重圧となっていることを否定することはできないのでございます。 また、国民健康保険事務費は、被保険者一人当たり二百五十円から三百円に引き上げられたものの、実績の八〇%程度であり、国民健康保険法第六十九条違反であります。