1957-04-02 第26回国会 衆議院 商工委員会 第21号
またこの前の料金改訂のときに、いろいろ料金制度をいじったわけでありますが、お話のありました大品等につきましては、従来火力料金といいますか、超過料金制をとって、二段の大きな幅をとっておったのですが、これもそのときやめるとか、もっと幅を縮めるという制度をとっておりまして、そのときどきのいろいろな事情に応じてある程度料金制度は合理的に修正していくという方向でございます。
またこの前の料金改訂のときに、いろいろ料金制度をいじったわけでありますが、お話のありました大品等につきましては、従来火力料金といいますか、超過料金制をとって、二段の大きな幅をとっておったのですが、これもそのときやめるとか、もっと幅を縮めるという制度をとっておりまして、そのときどきのいろいろな事情に応じてある程度料金制度は合理的に修正していくという方向でございます。
ところが禁止的超過料金制につい申上げますと、例えば私どものような坑内保安を保たなければならんといつたようなところ、私ども操業を中止し得ざるところの企業で、而も、そのコスト高を需用者或いは利用者に転嫁し得ざるものにつきましては、特別な措置が必要でございます。どうしてもその電力が保安上に必要であります。石炭鉱業につきましては、この点を御考慮に入れて頂きたいと考えます。
それから第二の点は、従来全然認められなかつたのですが、今回は標準料金というものと、超過料金制という制度を置いた点が従来と非常に違つておる点であります。
更に第三の御質問は、超過料金制というものを商工大臣は如何に認めるかという御質問でございますが、率直に申しまして極めて私は遺憾なる制度であると思つております。
○説明員(中島征帆君) 超過料金は昨年は一キロ三円取りましたのですが、本年度におきましては外の物價との関連もありますし、又割当制を採つて割当量の嚴守ということにつきましてはこれを確実に実行したい考えからいたしまして、先ず罰則でおどかす前に、超過料金制によりまして経済的に割当を確保しなければならんという氣持で大巾に引上げる見込でございます。