1964-03-19 第46回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
○政府委員(齋藤誠君) 簡単にお答えいたしたいと存じますが、御承知のような経過で、精糖企業に生じました超過価格差益金につきまして管理会で積み立てを行なうということになっております。で、この価格差益の徴収の対象の期間といたしましては、三十四年度と三十五年度分に発生した超過価格差益金と、それから三十七年度の上期分と三十七年度下期分の価格差益金を徴収するということに相なっております。
○政府委員(齋藤誠君) 簡単にお答えいたしたいと存じますが、御承知のような経過で、精糖企業に生じました超過価格差益金につきまして管理会で積み立てを行なうということになっております。で、この価格差益の徴収の対象の期間といたしましては、三十四年度と三十五年度分に発生した超過価格差益金と、それから三十七年度の上期分と三十七年度下期分の価格差益金を徴収するということに相なっております。
そういうことで精糖する会社に通常横間が上げている利潤よりは高い利潤が上がるというようなことでいろいろ御議論がございまして、その超過価格差益を拠出すべきではないかということで十八億程度のものの拠出をすべきだという御議論があったのです。
そこでお尋ねの点でございますが、われわれ超過価格差益、こう言っておりますが、これが生じた原因としましては、市価の関係と精製糖のコストの関係、さらにそれを形成します輸入原糖の価格の関係、そういう関係から計算をしてみまして、三十四年、五年について、お話のような一応の結論に到達してみるわけでございます。
○中西説明員 三十四年度と三十五年度でどの程度の超過価格差益があったかということで十八億数千万円が出ておりますが、それの拠出は、これから将来に向かっての会社の経営の中から寄付をするという話し合いになっております。お話の通り、過去の分は、あるいは配当になり、積立になり、会社によってまちまちであります。そこで全体の話し合いとしては、相当巨額に上る金額でございますし、一挙にそれを出すわけにも参らない。
それらの中で、現段階で問題になっておりますのは、御承知の、三十四年と五年の両年度におきます粗糖の輸入、それに伴う精製という過程での超過価格差益十数億というものをこれから拠出される段階になるわけでございますが、それをどういうふうに公益的な目的に使っていくか、あるいは国内の甘味資源育成にどういうふうに有効に使うかということと結びつけまして十分検討したいと思っております。