1988-04-14 第112回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
ところが、今のこういうやり方ですと、先ほど言ったように財源対策債あるいは調整債といろいろ出た場合にも、この元利償還費の算入の仕方でも、やはり何かそのときどきによって地方の財政コントロールに使われるような格好にもなっているように見えるし、それから起債充当率そのものもそういうぐあいになっているように見える。そうしますと、地方団体の財政運営上の計画性を著しく弱めることにならないだろうか。
ところが、今のこういうやり方ですと、先ほど言ったように財源対策債あるいは調整債といろいろ出た場合にも、この元利償還費の算入の仕方でも、やはり何かそのときどきによって地方の財政コントロールに使われるような格好にもなっているように見えるし、それから起債充当率そのものもそういうぐあいになっているように見える。そうしますと、地方団体の財政運営上の計画性を著しく弱めることにならないだろうか。
これは地方財政法の法律できまっておることではありませんけれども、うっかりしていると起債を自分の地元でもってうまいぐあいにあんばいするというようなことはできないわけだけれども、現実面としてはそういうふうな面が起こっていて、起債充当率そのものについて実情は明確にしないで、住民負担にかけるような面が出てくる。