2019-03-12 第198回国会 参議院 内閣委員会 第3号
○政府参考人(山西雅一郎君) 平成二十八年十一月に運用を開始しましたG空間情報センターは、政府が整備した国土の情報や防災関連情報のほか、民間企業が整備した航空写真や走行履歴など、発足後二年余りで四千七百データに及ぶ幅広い分野の地理空間情報を集積しております。
○政府参考人(山西雅一郎君) 平成二十八年十一月に運用を開始しましたG空間情報センターは、政府が整備した国土の情報や防災関連情報のほか、民間企業が整備した航空写真や走行履歴など、発足後二年余りで四千七百データに及ぶ幅広い分野の地理空間情報を集積しております。
その中で、例えば車の走行履歴のデータ、工場にあります機械の稼働データ、こういったものの具体的な使われ方に即しまして、どういうプライバシーの保護をしたらいいのか、あるいはどのような契約締結がいいんだ、どのようなデータの管理方法がいいんだということを議論してまいりまして、一つの事例集をつくりました。
また、大規模災害発生時に、複数の民間事業者が保有する自動車の位置情報や走行履歴等のプローブ情報、政府が保有する交通規制情報等を公開、活用することで迅速な救援活動に役立てた例もあります。
また、安心、安全という意味においては、災害あるいは防災の分野におきましても重要な取り組みがございまして、大規模災害発生時に、複数の民間事業者が保有しております自動車の位置情報、あるいは走行履歴などを指し示しますプローブ情報、こうしたものと、政府が保有する交通規制情報を公開することによって、迅速な救援活動に役立てた例もございます。
その際に、こうした自動車の登録情報の電子的な提供が開始されますと同時に、自動車の登録情報に、今先生がおっしゃいました事故履歴でありますとか、あるいは走行履歴、あるいは整備の履歴、こういったものも、民間で取得なさった情報、これを付加したデータベースが構築されましたら、それはそれで、おっしゃいましたとおり、確かに中古車の取引などに非常に有用だと思います。