1966-05-26 第51回国会 参議院 法務委員会 第21号
この間の委員会で、田中委員から、赤線廃止の法律を実施したときの業者たちは一体どういうふうに転業していっているのか、その数字がありますかという御質問に対して、警察当局からは、いま数字を持っていないからといってお答えにならなかったし、あるいは、一体潜在している売春婦というのはどのくらいいるのか、あるいは業者というのはどのくらいいるのか、その数字の概数を聞きたいという御質問があったのですが、それにもそのときにはお
この間の委員会で、田中委員から、赤線廃止の法律を実施したときの業者たちは一体どういうふうに転業していっているのか、その数字がありますかという御質問に対して、警察当局からは、いま数字を持っていないからといってお答えにならなかったし、あるいは、一体潜在している売春婦というのはどのくらいいるのか、あるいは業者というのはどのくらいいるのか、その数字の概数を聞きたいという御質問があったのですが、それにもそのときにはお
たとえば、赤線廃止当時は、平均のIQが八〇から八五という数字が示されておったわけでございますが、現在では五〇から六〇という非常に低い者が目立っております。これはどういうことかと申しますと、結局、りこうなのは公衆の目に触れないような方法で売春をしているわけであります。法律の逆に、公衆の目に触れないような方法で売春をしている。
にして、存続の結論を急ぎ、世論に逆行する判断を下されましたこと、しかも答申の中には、「これらの競技が公開の場で行なわれていることは、より多くの弊害を防止する上において、何がしかの効果を上げていることはいなみがたい」として、「公営競技を全廃することは、その影響するところ甚大であるのみならず、非公開の賭博への道を開くことになる懸念も大きい」と述べておられますことは、かつて売春防止法が制定されます際、赤線廃止
「これらの競技が公開の場で行なわれていることは、より多くの弊害を防止するにおいて、何がしかの効果を上げていることはいなみがたい」として、「公営競技を全廃することは、その影響するところ甚大であるのみならず、非公開の賭博への道を開くことになる懸念も大きい」と断じておられますが、私はこの議論を聞いて、かつて売春防止法が制定されますとき、赤線廃止に反対するいわれなき論拠をあらためて思い出したのでございます。