1980-11-12 第93回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
幸い台湾赤糖の輸入というものが少し減少傾向にある、こういうことでありますけれども、含みつ糖の現状というのは、私はまさに一過性と見るべきだと思うのです。
幸い台湾赤糖の輸入というものが少し減少傾向にある、こういうことでありますけれども、含みつ糖の現状というのは、私はまさに一過性と見るべきだと思うのです。
それで、含みつ糖につきましては、当面そのような措置を講じていきたいと考えておりますが、ただいま御指摘の台湾赤糖との関係でございますが、これにつきましては、自由化をされておるということもございまして、その輸入を規制するということはなかなか困難でございます。
そういう意味で、先ほど申し上げました日本のたばこづくりの中で、できるだけ加工度を高めたアメリカ型のたばこをつくろうということで、使い始めた当時は、私どもも大変アメリカンブレンドの研究が進んでおりませんで、初めは黒糖を使ったわけでございますけれども、だんだんいろいろ研究してまいりますと、どうしても黒糖よりは赤糖の方が喫味の上でいいという評価が出てまいりまして、実は転換をしたような次第でございます。
○島田委員 私はちょっと数字的に間違ってお話をいたしましたから訂正をいたしますが、台湾赤糖は五千トンで、実は一万トンというのは再製糖であります人玉であります。
含みつ糖市場というのが構成されておりますその要素は、一つは沖繩の黒糖、つまり含みつ糖でありますが、もう一つは台湾赤糖、いわゆる俗称ホーシャンと言われているものがあります。それから人玉糖。この三つが競合し合って、これはなかなか複雑なんですが、その全体の生産量というのは二万五千トンに及びますが、台湾のホーシャンというのがそのうち一万トンを占めるという。
その部分については台湾から含みつ糖、いわゆる台湾赤糖というものが輸入されておるわけでございます。その輸入量は需要に見合っただけのものが入ってきておるというふうに考えられるわけでございます。
これはわずか五千トンでございまして、ほとんど台湾でありますから、この問題は別にしまして、再製赤糖の一万数千トンというものは、これはやはり沖繩において黒糖生産というものが、それぞれの地域の黒糖生産農家が順調に所得が伸びていったことによってさらに生産がふえますならば、当然総需要の中で、黒糖を原料とする再製赤糖でけっこうやっていけるわけでありますから、税制上その他の恩典もしてあるわけでありますし、沖繩産糖
○近江分科員 そこで、黒糖の場合、非常に消費が限られているという長官のお話でございますが、再製赤糖あるいは台湾から入っておるホーシャントウ、これらの量を見ますと、かなりの量になっているわけですね。黒糖のほうが若干多いわけでございますが、再製赤糖、そうしてホーシャントウというのは、これはほとんど同じ量の輸入であり、また生産なんです。
○泉政府委員 堀委員の御承知のとおり、四十三国会の際にも申し上げたのでございますが、砂糖消費税は現在の精製糖に対してまして二十一円、それから黒糖、再精赤糖、その他氷砂糖、角糖といったような砂糖の種類に応じまして消費税の税率違えております。
次に、第四点としては、現行の砂糖消費税は精製糖、再製赤糖、黒糖等にわたりきわめて複雑な税率となっておりますが、このような砂糖消費税体系を整備することによって、今後さらに大幅な減税が可能となるよう十分検討することを政府に要望いたすこととしております。
次に、砂糖消費税につきまして、以上述べた関税に関する措置とあわせまして、糖価の引き下げと税負担の軽減をはかる、この二つの趣旨から、その税率を精製糖については現行一キログラム当たり二十一円を十六円に、それから再製赤糖については七円を三円に、黒糖については五円を一円に、それぞれ軽減して、その他の砂糖類についても、これは氷糖とか角糖の類でございますが、その他の砂糖類についても、これに準じて税率を軽減することといたしております
次に、砂糖消費税については、砂糖消費税の税率を、精製糖について一キログラムについて五円、再製赤糖及び黒糖についてそれぞれ四円引き下げ、その他の砂糖類についてもこれに準じて税率の引き下げを行なうことといたしております。 第二は、輸入粗糖についての関税割当制度の採用であります。
次に砂糖消費税については、砂糖消費税の税率を、精製糖について一キログラムについて五円、再製赤糖及び黒糖についてそれぞれ四円引き下げ、その他の砂糖類についてもこれに準じて税率の引き下げを行なうことといたしてあります。 第二は、輸入粗糖についての関税割り当て制度の採用であります。
それに、琉球の方の黒糖、分みつ糖の関係も加わり、さらに台湾の赤糖の関係も加わるということになっておりますが、そちらの方面の生産の増強ということも非常に重要だと思っておりますが、至急に検討を加えて、できるだけ早く総合的な計画を進め得る素地を作って参りたいと思っております。 簡単でございますが……。
このほかに台湾赤糖一万五千トンが別ワクで輸入されますので、結局本年度の総輸入量は百十万トン見当になると予想されます。この輸入量は精糖換算百五万トンで、歩どまりを九五%と見ております。従いまして、消費量の百三十五万トンに対して二十万トンは国内産で充足するわけであります。
そこで、先ほどのお話の中に、本年度台湾から赤糖が一万五千トン入るというようなことで、これは日台貿易協定でやむを得ぬことだと思うのでありますが、そういうことが黒糖市場に対して圧迫にならぬかどうかということをちょっとお聞きしたい。
○大竹平八郎君 これは私の要望でありますが、その赤糖は一つの例でありますけれども、とにかく農林省、特に食管は食糧関係を握っておるのでありますが、御承知の米を一つ取り上げて見ましても、米を自給自足の段階に持っていきたい。
しかし台湾からの赤糖の輸入その他につきまして、そのことだけでこれは判断すべきことではないので、砂糖行政全般の立場から処理していかなければならないというように考えております。なお、今回の目先の外割につきましては、これは私直接やっておりませんものですから、第二部でやっておりますが、近日中に発表に相なる手はずになっておると思っております。
○大竹平八郎君 それからやはり砂糖の問題になるのでありますが、御承知の通りとにかく農林省は、原局であり、従って食糧関係を一括しておるのでありますが、貿易の面から見ますると、米の問題でもそうでありますし、また砂糖の問題もそうなのでありますが、何か歩調を欠いておる、同じ政府の部内でも歩調を欠いて、せっかくできる貿易に支障を来たすというようなことが実は間々あるのでありますが、ことに最近の赤糖の問題などにおいてその
○政府委員(清井正君) 精白糖の割合が戦後非常にふえておるという御指摘でございますが、確かにこれは、私もくわしい知識はないのでございますけれども、おそらく戦前は粗糖、まあ色のついた赤糖と申しますか、赤砂糖と申しますか、色のついた砂糖を相当消費しておった事実があるのであります。
でなければならぬか、私が砂糖屋に買いに行けば、大体精白糖がざらめ、上ざら、いいざらめよりないのです、消費者はいやおうなしにこれを買わなければならぬ、ところが戦争前には私ども大正の末期から不承気時代を知っておりますが、普通の家庭ではなかなか百姓などは三盆白なんか使ったことはない、黒砂糖とかあるいは糖蜜の入った赤双か、そういうもので十二分に間に合った、安いもので、当時は麦飯を食べて、そして砂糖は赤双、赤糖
この表について簡単に御説明申し上げますると、この上のほうの欄を見ていただきますと、「黒糖白下糖」それから「赤双及び赤糖」、「中双」、「精白糖」、「氷、角砂糖」こういうまあ大きな大別分類をいたしたのでございます。
○説明員(田中勉君) 小売単価は精製糖を基準にいたして参りますると、まあ黒糖、白下、赤糖、赤双でございますが、大体これが八〇%くらいの値段になっておる。
台湾から輸入される赤糖あるいは国内の再製糖、これいらろいろな関係を考えまして、これを二つのものを一本の税率に直しまして、百斤千七百五十円くらいのものに直していきたい。税収としてはあまり増減は考えておりません。
第一種の含蜜糖、分蜜せざる砂糖の関係でございますが、初めの考え方といたしましては、四百円の黒糖、白下糖その他のものは全部千七百円、こういつたような考え方でずつと参つたのでございますが、例えて言えば、台湾の赤糖のようなものですが、こういうものの税率を一度に四百円から千七百円まで持つて行くということは実行上とてもむずかしい。
○説明員(平松甲子雄君) 現在一斤当り赤糖で四十円、白糖で五十円になつております。それで請願の一貫当り千円程度と申しますると一斤当り百六十円くらいになると思います。そうすると一斤当りに対して百二十円の差が出て來るわけであります。而も現在の四十円、五十円の砂糖の價格の中には二十円の消費税が含まれております。この消費税について目下檢討中でありますから、更に開きも大きくなると思います。