1985-12-03 第103回国会 衆議院 環境委員会 第2号
○岩垂委員 環境庁が地元との話し合いの経過で、白神山地の青森県側の櫛石山頂付近から赤石川流域と粕毛川流域というふうに承っていまして、追良瀬川流域や暗門川の源流の保全については余り熱心でないというふうにも承っていますので、もうこれ以上申しませんけれども、ぜひそのことを頭に置いていただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。
○岩垂委員 環境庁が地元との話し合いの経過で、白神山地の青森県側の櫛石山頂付近から赤石川流域と粕毛川流域というふうに承っていまして、追良瀬川流域や暗門川の源流の保全については余り熱心でないというふうにも承っていますので、もうこれ以上申しませんけれども、ぜひそのことを頭に置いていただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。
そこで、この間三十一日の日に、地元営林局の事業部長と弘前、鰺ケ沢、深浦の営林署の三署長に案内してもらいまして、青秋林道の作業現場と赤石川の奥地を見てまいりました。 いろいろなことがそこでわかったのでございますが、ブナ林はかなりよく育っていました。谷を行くと、川を行くと、こっち側はがけで、このがけにはブナが非常によく生えている。谷側のこっち側には林道を開いている。
そのうち建設省所管の開発施設といたしましては、ただいま建設中の筑後大堰、竜門ダム、そのほか、これは福岡県だけが受益地じゃございませんが、佐賀導水事業とか実施計画調査中の猪牟田ダム、城原川ダム、赤石川ダム等があるわけでございます。 その進捗の状況を御説明申し上げますと、これらのうち筑後大堰につきましては水資源開発公団が施工中でありまして、これは五十九年度に完成の予定でございます。
それから、もう一つのダムは赤石川ダムであろうと存じますが、これは筑後川水系の赤石川、支川でございますが、大分県の大山町にございます。そこに建設を計画しております多目的ダムでございまして、やはりダムの高さが約九十六メートルぐらいございまして、総貯水容量約千九百万立方メートルで、洪水調節、流水の正常な機能維持並びに都市用水の供給を目的としているものでございます。
青森県の赤石川にしても、ほかにも例はたくさんございます。こういう開発、流用といいますか、むだに海に流し込むという水を、余裕水を必要なところに持っていくという仕事が現在水を解決しようというまず最初のとば口であります。
川内川のほうもしかり、また赤石川のほうの橋梁の破壊、流失、そういったようなものも全部構造上に問題が一つはあるだろうと思う。それから流れというものの考え方、ピアの構造の考え方、そういうようなものも当然ひっくるめて考えていかなければならないものだと私は思います。
そこで、鯵ケ沢の管内で、これは赤石川を見ましたけれども、五百町歩切っております。皆伐されております。皆伐しなければならないような経済的な事情もわかりますが、山を治めて再び災害を繰り返さないために、切ってしまった山をどうするか、どうして水を治めるか。
青森県の中村川と、それから赤石川、これはいい例だと思います。片一方は一生懸命手入れをした。かさ上げをした。だから今度はその木橋が流れている。赤石川のほうはやたらくたらと頭首工をつくっている。しかも河川の改修はやっていない。そこで中小学校の校庭の一部まで流されてしまった。
そこで、これに対する、赤石川の復旧を待ってといいますが、このような形態で、学校令によるところの一人当たりの校庭の制限といいますか、制度といいますか、それに対することなんかはおわかりなんでしょうか。
青森県の西津軽郡鰺ヶ沢町の南金沢小学校並びに中学校、これは同一敷地にあります学校でございますが、この学校が赤石川に県道一本を隔てまして近接しておりまして、赤石川のはんらんによりまして運動場の一部並びに校舎の一部が流失あるいは半壊をしたという状況でございますが、これにつきましては、赤石川に接しておりますので、赤石川の改修計画の確立を待ちまして学校の運動場並びに校舎の復旧をいたしたい、かように考えておる
今回被害を受けました中村川あるいは追良瀬川、赤石川、こういう河川については全くの原始河川でございます。 こういうような無防備な危険な日本列島、こういう上に立って、国民は毎年のように被害を受けなければならない。
これは一つの——私の郷里は青森県ですけれども、青森県の赤石川の流域変更の問題で、ちょうど三年ぐらい連続してそれに行ってまいりましたけれども、農民の率直な疑問は、水がほしいときに流してくれないんじゃないかというふうな気持ちなわけですね。水がほしいときに流してくれないんじゃないか。
それはまあ一つの例があるのですが、御承知の青森県の西海岸に流れておる赤石川という川があります、赤石川の南のほうにも笹間川ともう一本三つ川があるのです。赤石川が一番急流で水源も豊富だというのでこれを三つ合わして東北電力は発電所を作っておるわけです。
現在私が承知しておりますところの赤石川の流域変更というもの、赤石川から一つの川に落として、その川からまた別の川に落として、そうして東北電力が発電をやっておる。この場合にいわゆる慣行水利権といいますか、農民が自分の必要なときに水が来ないということじゃ困るから、一つの協定、管理方式というものを作った。そういう場合には——これは一つの例ですけれども、十人の委員会を作って、そうして七人までが農民です。
八月十一日から十二日にかけて同地方を襲った豪雨のため、岩木川を初めとする諸河川の急激なる増水により、各所に堤防護岸の決壊があり、多大の被害を与えたものでありますが、県当局の説明によると、岩木川及び中村川の水源地に当る中津軽郡西目屋村四兵衛森には、八月十一日朝から十二日朝にかけて連続降雨量三百七十八ミリの降雨があり、特に十二日午前一時から五時までのわずか四時間に百五十ミリという豪雨があったため、岩木川、赤石川
○田中一君 赤石川の問題にしても、地元の利害関係者と事業施行者の間に完全な了解点が得られてやっているのですね。電源開発ならむろん公共事業でありますし、ことに発電ということが非常に大きな産業上の役目を持っているというなら、これは優先するでしょう。
これはやはり、かつて赤石川の問題、四国の銅山川の問題もあった。しかし問題が解決されなければ、そういうことを強行しちゃならぬということは当時の局百も言っておったんですがね。いろいろな意味の解決のめどがつかないのにやってしまうということは、今後とも水の行政をつかさどる建設省としてはどういう考えを持っているのですか。
そこで、もう一つここで伺いたいのですが、先年青森県の赤石川の問題では、当委員会でも私は質問して、一応妥結をみたということになりまして、二月末中には東北重力に対して水を流すというような段階まで工事が進んできたことは、はなはだけっこうだと思います。ところが、当時地元の農民と県と東北電力とが一緒になりまして、これは昭和二十八年十二月十二日の日に、十三項の協定書を作っております。
ところが私たちが参りました前日の四日の未明からただいま申し上げました被害の統計にございませんものが、また出て参ったわけでありまして、四日の未明から津軽地帯に豪雨がありまして、岩木川あるいは赤石川、中村川というようなものが非常に増水をいたしまして、そうして前の被害には入っていない、前の雨では落ちなかった岩木川の橋がさらに新たに十一、又赤石川において三つの橋、計十四橋が流出をいたしております。
○田中一君 もう一つの実例を申しますと、御承知の、昨年大分問題になりました赤石川の流域を変更するという問題、これは地元の協定書ができ上つております。協定書に調印されて、今では請負人が入つて仕事をしておると思いますが、この流域変更をされた後も、水の利用権といいますか、水の運用といいますか、こういうものを十名の利用者の委員を以て水の扱いをしようという協定ができたわけなんです。
従いまして、特別のそういう場合を想定して調査費というものは取らなくてもいいだろうと申上げましたが、具体的に赤石川の事例は、私まだどういう建設省が調査をいたしたものかよく知りませんけれども、御心配のないように、起業者なり知事の言うことを聞いてそれで水利権を左右するというようなことは河川局においても決してやらないだろう、どういうことがありましても、それに必要な予算は計上いたしたいと思います。
現に赤石川の問題についても何ら調査していないんです。県においては東北電力が持つているような技術陣を持つていないんです。例えば土木部長にしましても、あらゆる面の土木行政には通暁しておつても、河川の流域変更に伴ういろいろの問題を技術的にそれほどマスターしているとは考えられません。従つて、それは建設省に待たなければならないと思います。判定する基礎として。
この際例えば一つの例を申しますと、東北電力に対して水利権を与えた青森県の西津軽郡の赤石川のような問題です。上流地においてその水を河口から十二里も山の中からよその川に水を流し、その川には又よその川の水を流す、そうして二カ所、三カ所の発電をするというような場合、これは何百年来水を使用しているその流域の人間は、上のほうはその水をよそに持つて行かれる。
例えば今の赤石川の問題にいたしましても、一カ月工事着手が遅れればこれは一年間待たなければならんという事態もあるのです。併しながら補償とか何とかいうものを全部隠して、何も言わずにしてお前には心配かけないよ、心配かけないよ、こういう立場を以てすべてを遂行しているのが現状です。これであつては土地収用法ができた効果は何もないのです。土地収用法によつてこそ仕事を進めるのです。
それは赤石川関係の地元の人間、只見川関係の人間、藤原ダムの人間、私はたくさん事例を知つております。従つて若しも委員長から御相談があれば何人かを私は指名いたしますから、斡旋委員会というものができて、それで非常に幸いだという考え方を持つかどうか。それからもう一つ、事業を遂行する起業者側の証人、これも二、三お呼び願いたいと思うのです。