1978-09-19 第85回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号 このことから地下のマグマの上昇は鈍化の傾向を続けていると判断されますが、熱源の地表への接近によりまして五月下旬以降小規模な水蒸気爆発が発生し、六月上旬から火口の一部に赤熱現象が観測され、また七月中旬以降は火口原南部の湿地帯に直径約三百メートルの新しい火口が形成されましたため噴火の頻度が増加し、特に八月中旬以降は噴火規模もやや増大したわけでございます。 末広重二