1966-03-17 第51回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号
地震群の震源地は皆神山、赤柴付近を震央に松代を含む南北約十一キロメートル、東西約七キロメートルの長円形の中で、深さ約五キロメートルくらいと見られており、今後まだ長期間続くものと見られております。 また、この地震には、砲声または遠雷のような地鳴りを伴っているので、地震が活発化するとともに現地の人々に不安と恐怖を与えております。
地震群の震源地は皆神山、赤柴付近を震央に松代を含む南北約十一キロメートル、東西約七キロメートルの長円形の中で、深さ約五キロメートルくらいと見られており、今後まだ長期間続くものと見られております。 また、この地震には、砲声または遠雷のような地鳴りを伴っているので、地震が活発化するとともに現地の人々に不安と恐怖を与えております。
そういたしますと、気象庁の松代の観測所はもとより、私どもでやっております保科、象山、赤柴の観測、みな回数はごくわずかでございますが下向きになっておりますので、まずとにかく下降に向かっているということ、はいえる。
すなわち若穂町の保科、松代町の象山、それから赤柴、それから屋代のほうに森というところがありますが、屋代の森、その四点に臨時の観測所を設けて地震の観測を続けております。そのほか、皆神山の付近におきましてプロトン磁力計による地震の観測、それから皆神山の頂上から三方向に対して光による距離の測定をやっております。また、松代町の付近に新しく水準点を設けて水準測量をやっております。