1993-05-14 第126回国会 衆議院 環境委員会 第11号
○赤木政府委員 陸上で発生した廃棄物海洋投棄問題については、国内では廃掃法とそれから海洋汚染防止法で規制してございます。 この産業廃棄物の海洋投棄につきましては、一九九〇年に開かれました十三回のロンドン条約の締約国会議で決議がなされてございます。
○赤木政府委員 陸上で発生した廃棄物海洋投棄問題については、国内では廃掃法とそれから海洋汚染防止法で規制してございます。 この産業廃棄物の海洋投棄につきましては、一九九〇年に開かれました十三回のロンドン条約の締約国会議で決議がなされてございます。
○赤木政府委員 お答えいたします。
○赤木政府委員 お答えいたします。 環境庁は、環境庁設置法で、環境の保全に関する基本的な政策の企画、立案、推進あるいは関係行政機関の環境保全に関する事務の総合調整及び水質汚濁防止法の施行に関する事務等の公害の防止に関する事務を実施すること等を所掌事務といたしまして、環境の保全に関する行政を総合的に推進することを任務といたしてございます。
○赤木政府委員 お答えいたします。 政府提出の環境基本法案では、環境の保全を図るために、環境基準の設定、これは第十五条でございます。それから、環境の保全上の支障を防止するための規制措置、これは二十条でございます。それから、環境保全に関する施設整備等の事業の推進、これは二十二条でございます。
○赤木政府委員 お答え申し上げます。 厚生省の水道水源の水質保全に関する有識者懇談会報告書が先月の四日に公表されたわけでございますが、当庁といたしましても、厚生省からその報告書の内容について説明を受け、現在、今後の対応についていろいろ調整を行っているという状況でございますが、報告書の中には、水質保全行政の分野にも踏み込んだ幾つかの提言がござい ます。
○赤木政府委員 今農薬の話や家庭排水の対策についてお尋ねがあったわけでございますが、農薬につきましては、今までと違って、先ほど申し上げました新たな環境基準を設定するという中で、新たにチオベンカルブ等四項目を環境基準として農薬に追加いたすことにしてございます。
○赤木政府委員 三河湾等の広域的な閉鎖性海域におきましては、海水が交換しにくいという地形的な要因に加えまして、また人口や産業の集中等のために環境基準の達成がなかなか困難な状況にあるということでございます。
○赤木政府委員 シジミが大量死したということについては、我々も新聞報道等によって承知しています。これがどういう原因がということについては、三重県の水産担当部局がいろいろ調査してございます。その結果も公表されてございます。
○赤木政府委員 治水上や利水上の問題があるという指摘がその報告に出ているというようなことのお話があったわけでございますが、治水や利水のあり方についてはそれぞれ所管の省庁が責任を持って判断するということだと我々は考えでございます。
○赤木政府委員 合成洗剤の水生生物への影響が懸念されるという指摘もあることは我々も承知してございます。したがって、知見の集積だとかあるいは整理という面でも、そういう面も含めた形で幅広く検討をしていきたい、このように思います。
○赤木政府委員 先ほど来申し上げでございますが、排出水の水質というのは、河川などに排出されますと、そこを流れる河川水などで通常少なくとも十倍には希釈されるという想定で十倍ということにしてございます。
○赤木政府委員 環境庁長官が定める農薬登録保留基準でございますが、データに基づきまして、国内での使用を前提としながら必要最小限の基準で今後とも設定していくような考えていきたいと思っております。
○赤木政府委員 排水基準は、いろいろな水利目的がございますから、そういうものを全般的に含めて、だから水道水源なんかも一応頭には入れながら、利水目的いろいろあるという前提の中で、全般的な考えの中で決めてございます。
○赤木政府委員 農薬を散布した場合に、農作物の病害虫だけではなくて他のさまざまな生物に対して影響を与えることは懸念されております。
○赤木政府委員 土壌の汚染に係る環境基準でございますが、これは水質の環境基準と密接に関係しておりますし、また、平成三年度の土壌環境基準を設定する際の中央公害対策審議会の答申の中でも、今後、知見の整ったものについては、早期にできるだけ環境基準を追加する方向で検討するようにというようなことも付言していただいたわけでございます。
○赤木政府委員 水質環境基準は間もなく、三月の初めぐらいには告示する予定にしてございますので、それとの関連で、できるだけ早く中央公害対策審議会に諮問して、いろいろ御検討いただいて、平成五年度内にはそういう答申をいただきながら環境基準を決定していくということで考えでございます。
○赤木政府委員 この法案が成立いたしましていろいろ準備いたすということになると思いますが、来年いっぱいぐらいにはそういう加入手続等についても準備できるのじゃないかというふうに我々は期待いたしておるわけでございます。
○赤木政府委員 関係省庁、環境庁、通産省、厚生省とあるわけでございますが、いろいろな検討を経て現在提出しておりますような案に調整いたしたわけでございまして、今後詰めていかなければいけない運用等の話は各省も十分連絡をとりながら適切に対応していきたいということで、十分詰まって、調整ができてないというものではなくて、調整できたものとして御提案申し上げているところでございます。
○赤木政府委員 有害廃棄物の越境移動に伴う環境汚染問題といたしまして、一九八六年にタイ国で、シンガポール、米国、日本等から輸入されたと推定されます有害廃棄物が投棄されたと現地の報道で報じられたことがございます。しかしながら、これまで我が国が公式に外国政府から問題がある旨の通告を受けた例については承知してございません。
○赤木政府委員 この法案が成立しますれば、この施行に関係省庁連絡をとりながら万全を期していくということで、条約上要請されている事項を誠実に履行していくことができるというふうに考えてございます。
○赤木政府委員 林野砂防、これは荒廃林地復旧工事というような名前でやつております。この仕事をする場合には保安林に編入しております。建設省でやつておる砂防は、御承知の通りに、治水を根本でやつておりますが、しかし先ほど山地の砂防は保安林に編入して農林省でやる。こう言われましたが、砂防法では山地でもどこでもできるのです。しかも砂防法にりつぱに書いてある。もしも治水上必要があるならば一定の禁止制限をする。
又國土総合開発審議会の構成については、赤木政府委員の説明によりまするとまだ未成品のように伺つておるのでありますが、これについて決まつてしまつたものを聞くのは困るけれども、まだ未成品のときには皆様の御意見が御参考になると思いますから、御意見があれば続行して行きたいと思います。
○委員長(石坂豊一君) そうしますれば、これで赤木政府委員の説明も、いろいろ政府機構の責任を以ての答弁でないのでありますから、又無理であろうと思いまするから、いずれ官房長官その他大臣の出席のあつた機会に、或いは本田國務大臣とか何とか別の適当の機会に、一つ出席を求めることにして如何ですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤木政府委員 造林植林も、これは治水の面から言つて非常に大きな部分を占めています。しかしこれはまた一面におきましては木材の生産ということも考えなければなりません。その意味で今ここに、造林植林もすべて建設省にもつて來たがいいということは、私はこの際は申しません。しかし荒廃林地、はげ山に木を植えるという仕事は、これは純然たる植林ということはできない。
○赤木政府委員 一向にかわつておりません。でありますから私の希望するところは、この委員会がぜひともほんとうの建設省になるように、名前はどうでもいい、とにかく建設省というものに一本にしてほしい、こういう希望をぜひともお願いするわけであります。 —————————————
○赤木政府委員 いや、そうじやないのです。農林省に移管されたら困るというのです。むしろ治水工事は、荒廃林地復旧工事も、砂防工事も、河川工事も、一つの省にまとめるべきもので、これを農林省に移管すべきものでない、こういうのであります。
○赤木政府委員 法案をどれを出すかということは、過日大臣が御答弁申したことと思いますが、その出す法案については、ただいまお話の通りなるべく早く御審議願うようにしたいと思つております。
○赤木政府委員 そういたします。
○赤木政府委員 まず第一の牛朱別川改修工事施行の請願、これは御承知の通りすでに水害の状況にかんがみまして、北海道の今後の全体の計画とにらみ合わせまして、政府といたしましてはなるべく早く着手したいという考えを持つております。
○赤木政府委員 ただいま御質問のありました、單に災害復旧にとどめないで、水害をなくする根本策をこの委員会でお考えになるということは当然と思います。それについて一言申し上げておきたいことは、御承知の通り昭和八年までは災害がありましたたびごとに、実は災害全体の國庫費用を出せたのであります。
○赤木政府委員 今のお話はごもつともであります。現に昨年がそういう例を示しております。融資が遅れたために、りつぱな仕事ができない。雪が降つてはできないので、昨年は幸い雪が少かつたものでありますから、仕事をする期間も割合多くありましたが、時期によつて早く仕事をしないと、全然その効果がないということがよくあります。
○赤木政府委員 実は今委員長からの御発言でありますが、この砂防問題をどうするかということにつきましては、昭和十二年に全國にわたつて根本調査をしました。その調査した結果、どの縣のどの郡のどの村のどの字に、高さどれだけの堰堤を何箇つくつたらいい、そういう調査は全部あります。それは高さにして約一間くらいの大きなものでありまして、それを全部の方に配付するということは困難でありますから……。
○赤木政府委員 ただいま上程されました裁判所豫備金に關する法律案につきまして、提案理由を申し上げます。 裁判所法におきましては、裁判所の經費について規定を設けまして、これを獨立して國の豫算に計上いたし、その經費中には豫備金を設けるべき旨を定めておるのであります。從いましてその豫備金の管理につきまして定めをなす必要があるのでありまして、ここにこの法律案を提出いたす次第でございます。
赤木政府委員。 —————————————
○赤木政府委員 先ほど申し上げましたのは、ただ制度上の上で簡易裁判所の上級に地方裁判所がある。從つてその點からだけ言えば、その任用資格は、簡易裁判所判事よりも地方裁判所の判事に厳格となるのはやむを得ないと申し上げただけで、決して簡易裁判所というものを輕んじておるわけではもちろんないわけであります。
○赤木政府委員 いわゆる法曹一元化ということは結構なことだと存じます。その意味のとり方にもよりましようけれども、趣旨においてはむろん贊成でございます。
○赤木政府委員 六百四十五人全部任命すると聞いております。