1977-10-07 第82回国会 参議院 建設委員会 第1号
斐伊川は、源を鳥取、島根の県境、船通山の北麓に発し、三刀屋川、赤川等の支川を合わせ、簸川平野を貫流し、宍道湖に流入する幹川で、流路延長百五十三キロ、流域は鳥取、島根両県の六市六部、流域面積二千七十平方キロであります。斐伊川の治水事業は古く、寛永年間の築堤工事の記録が発見されております。
斐伊川は、源を鳥取、島根の県境、船通山の北麓に発し、三刀屋川、赤川等の支川を合わせ、簸川平野を貫流し、宍道湖に流入する幹川で、流路延長百五十三キロ、流域は鳥取、島根両県の六市六部、流域面積二千七十平方キロであります。斐伊川の治水事業は古く、寛永年間の築堤工事の記録が発見されております。
○坂野説明員 青森県の赤川等の中小河川の改修がおくれていることは、先生御指摘のとおりでございます。今回の十勝沖地震あるいは八月豪雨で災害を受けたことはまことに残念でございます。
典型的な天井川である斐伊川の本流は、支流赤川等の決壊のために、かろうじて決壊を免れたのでありますが、宍道湖水位の一メートル六十四センチに及ぶ上昇と相まって、沿岸住民に与えた不安は大きく、沿岸市町村の水防活動は、斐伊川本流に焦点を置き、他の中小河川まで手が回らなかったというのが事実であります。
堤内地にありますかやは、これは洪水に非常に関係があるのでございまして、実例を申し上げますと、最上川の下流や最上川の一番大きな支流の赤川等の堤内地にあるかやを全部伐採して、これをレッド・クローバー等にかえますならば、堤防を二、三メートル高くしたのと同じくらい洪水を予防するのに効果がある。
建設省に属する公共事業が、他省の所管に属する公共事業と密接な関係を有することは衆知の事実でありますが、今回の視察に際しましても、品井沼、十三湖、八郎潟の干拓及び同計画、石巻、宮古、八戸、能代、酒田等河口の諸港の修築、石淵、猿ケ石その他洪水調節堰堤と発電関係、また青森縣の岩木川、最上川、赤川等の治水、農業用水との関係等、すなわち農薬、港湾、発電、治山等種々な方面において関係があります。