2020-12-02 第203回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
例えば、山中先生によるiPS細胞の研究や、赤崎先生や天野先生らによる青色発光ダイオードの研究は、ともにノーベル賞を受賞されましたが、当初は基盤的な経費などで進められてきた研究成果の中から重点プロジェクトを組成し、戦略的に支援してきたものであり、現在、大きな社会経済的な価値をもたらしております。
例えば、山中先生によるiPS細胞の研究や、赤崎先生や天野先生らによる青色発光ダイオードの研究は、ともにノーベル賞を受賞されましたが、当初は基盤的な経費などで進められてきた研究成果の中から重点プロジェクトを組成し、戦略的に支援してきたものであり、現在、大きな社会経済的な価値をもたらしております。
二〇一四年の赤崎先生、天野先生、中村先生による物理学賞、一五年の梶田先生による物理学賞、大村先生による生理学・医学賞と、二年連続の受賞、また、今世紀における自然科学系のノーベル賞受賞者の人数が世界第二位という成績は誇るべきものであります。我が国の今日までの科学技術における蓄積によるものだと、先人たちの御努力に敬意をあらわしたいと思います。 一方で、その現状や将来を不安視する声もあります。
一昨年にも赤崎先生、天野先生、中村先生の三名の先生方がノーベル賞を受賞されました。このように、世界でも非常に高い評価を受けているのは御案内のとおりでございます。
赤崎先生のところの研究室は、五十人も世界からも含めた若手研究者がいるにもかかわらず、次世代半導体を作るための装置は三台しかないんですよ。五十人も世界を代表する研究員が、若手がいて、しかし、その彼らが使う設備が三台しかない。
産学官連携ですが、ノーベル賞を受賞しました青色発光ダイオードの名古屋大学の赤崎先生、これも、もともとは豊田合成との共同、まさしく産学官連携で、国が数十年前に補助金として産学官連携プロジェクトで助成したものがこうして大きな成果になったというものだと伺っております。 産学官連携は、今少しずつ着実にはふえているんですが、ただ、問題は、いずれも小規模だ、非常に小さい規模でしか育っていない。
このたび、青色LEDということで、中村修二先生初め赤崎先生、天野先生、日本のこの三人がノーベル物理学賞を受賞されました。 非常におめでたいことではありますが、決してこれは手放しでは喜んでいられない、そう思っております。といいますのは、このノーベル賞というのは、もう御案内のとおりで、日本の過去の成果に対する評価ということだと思います。
先ほど申し上げた天野先生も、師匠の赤崎先生とともにノーベル賞を受賞されたということで、まさしく子弟で、二人三脚で成果を出されてノーベル賞に輝いたわけですが、赤崎先生の研究室に弟子である天野先生が入ったのは実は二十三歳、ノーベル賞受賞の理由になった論文を発表されたのは一九八六年、つまり天野先生はまだ二十六歳のときなんです。
赤崎先生、天野先生、それから中村先生が物理学賞を受賞されました。日本の科学を世界に示したすばらしい快挙であると、このように思っております。日本に自信と勇気を与えるものであるというふうに思っております。お祝いを申し上げたいと思います。 さて、質問に入りますが、私は二点だけお伺いをいたしたいと思います。
昨晩、赤崎先生には電話で直接お祝いを申し上げました。先生は、まだやることはいっぱいあるとおっしゃっておられました。八十五歳を迎えてまだやることがいっぱいある、すばらしいなと思いますが、これからもお元気で、様々な研究に挑戦していただきたいなと思います。誰もが困難だと思っていた開発に幾度の失敗にも諦めずに挑戦をし続けた、その成果なんだろうと、このように思います。
赤崎先生、天野先生、中村先生がノーベル物理学賞を独占されました。誠に快挙だと思います。日本の基礎研究の水準の高さ、技術力、そういうことを世界に示したわけでございまして、大変結構なんです。ちょうど先生方が研究、発明を一生懸命された時代は、日本の電子工業というのは半導体を中心に輝いておったんですよね、二十年ぐらい前ですから。
赤崎先生の発明でございますが、これがなかったら今のパソコンもディスプレーも全然できないんですね、カラーディスプレーも。これ、初期は科学研究費の基盤研究で十年以上ずっと薄くサポートされていた。先生自体は、一人荒野を行くごとくだと、すごい孤独感の中で実は研究者はもう前を見詰めてやっていくんですね。
これも今世紀中には無理であろうと言われていたわけでございますが、これは御承知のとおり、名古屋大学の赤崎先生という方が、当時、科学技術振興事業団からの予算をもらって研究を重ねて、そこで、私の地元でございますが、日亜化学さんがこれを実用化、量産化に成功して、今や四千億、五千億、これから何兆円という、こういう産業になっていくと。
お示しいただいた資料は我々が考えている中の一部でございまして、やはりそういった部分も含めて、具体的に言えば、スマホの開発だとかデジカメ、またLEDの照明とか、LEDにしましても、これは名古屋大学の赤崎先生に約十億から二十億ぐらいの資金を援助しながら、そしてまた、私の地元でございますが日亜化学さんというところがまさに産業化して、四千億、五千億、これから何兆円、こういうところに進化していっているところでございます