1990-05-30 第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
僕は、豊作のときに、市場原理が入ってくると自主流通米から逆に政府米に流れてくる、食管会計が膨らむ、売り渡し価格は下げられない、新たに、食糧庁が必死になって抑えようとしている食管会計赤字、逆ざやという事態が生まれてくるんじゃないか、こういうことを私は心配するんです。そういう面で、不作、凶作のときはどういう対応をしようと考えられるのか、するつもりなのか。特に豊作のときはそういう事態が起こる。
僕は、豊作のときに、市場原理が入ってくると自主流通米から逆に政府米に流れてくる、食管会計が膨らむ、売り渡し価格は下げられない、新たに、食糧庁が必死になって抑えようとしている食管会計赤字、逆ざやという事態が生まれてくるんじゃないか、こういうことを私は心配するんです。そういう面で、不作、凶作のときはどういう対応をしようと考えられるのか、するつもりなのか。特に豊作のときはそういう事態が起こる。
食管の赤字、逆ざやの問題もありますけれども、来年度を通り越して持つ残量、通常の繰越在庫を超える残量が発生すると、金利、倉敷、あるいは最後には先年やったようにえさに処分するとかそうなるわけですから、政府がしみったれて、豊作でとれた米を、豊作が喜べないようなことをやらぬで、政府が買ってもいいのじゃないですか。それは答弁は要りません。買いますとはきょうは言えぬと思います。しかし、慎重に考えてください。
九百五十億という食管会計の赤字、逆ざやを解消するために九・八%値上げをするとおっしゃったわけですね。九百五十億というようにさっきおっしゃった。七百億円に近いものが、差益と国際相場の下落によって、食管会計は、当然あなた方の方は黒字になっておるじゃないですか。そのことを言っておるわけですよ。
仮に九・八というこの諮問が実現をした場合に、農林省は一体、食管会計の赤字、逆ざやが幾ら解消するというふうに計算をしておられるか、これを最初にお伺いしたい。
しかし、麦につきましては、米との間のいわゆる対米比価の問題等もあるわけでございますし、あるいは麦の食管赤字逆ざやの問題もあるわけでございますから、そういう面については改善をしていかなければならぬ面はあると思います。そうしてそれがまた米の消費を増大をさせる一つの要因になり得るというふうにも判断をいたしておるわけでございます。
赤字逆ざやを解消するという意味で、むしろ灯油に四千五、六百円しわ寄せをしたというのが事実なんです。 ところが、最近審議会に従って結論を出したということで、この間も私は商工委員会で申し上げましたが、とにかく千二百五十円、これは北海道ではすでに日石、出光、共同石油が、正式に十二月一日から千二百五十円を上げなさいと。リッター当たりでもって三十円から五十円すでに上がっているんですよ。
○増田政府委員 石油につきましては、御存じのようにOPECの値上げが十月一日から行われたわけでございますが、すでに石油業界は相当大幅な赤字、逆ざや販売を行っておったわけでございます。
○対馬孝且君 そこで私は、六月一日の元売指導価格撤廃をした後における、これは長官の方にお伺いしたいんでありますが、通産当局として、つまり行政指導という名のもとに、いま大臣からもありましたが、赤字逆ざやを解消するというような事由のもとに、実は行政指導をされてきている。
最後に、消費者と申しますか、国民の皆さんにお願いしたいのは、家庭用灯油が余り高くならないということは、われわれも努力いたしますが、元売りさんが赤字、逆ざやで精製している、販売しているということでは、安定供給に対してはどうも責任を持ってもらえないというような気がいたしますので、多少高くてもがまんしていただきたい。また、流通業者に対しては、最低の賃金ぐらい確保するようにお支払いを願いたい。
特に、最近のように食管の赤字、逆ざや、膨大な財政負担をしておりますし、そういうことを続けておればおるほど、食管制度を守るとか食管制度を維持していくというようなことに対して、それ自身が非常にゆがんだ形に運営がなっていくわけでございますから、そういう意味におきましても、両米価の関係というものはやはり基本的には考えていくべき性質のものではなかろうかと思っております。
赤字、逆ざやが出ないように、出ないように、だから消費者米価も上げると、あなたはさっきから言っているのだから、あなたに聞いたって始まらないのだよ。だから経済企画庁長官に聞いているわけだから。あなたのほうで農林予算のワクの中で考えているから、いろいろがたがた言うのでしょう。それならもうはっきり農林予算のワクからはずしてしまったらどうか、こう言っているのですよ、政策的なものも入ってくるのだから。
○水田国務大臣 私の申しましたのは、食管における現在の赤字、逆ざやになった分は、これは値上げすることによって千二百億円の穴埋めをするという予定でございますが、これはまだやってございませんので、いずれにしても、現在見込まれる赤字が二千五百億円、それから、いま言いましたように、七百七十五万トンの買い入れ予定ということが加わりますと、これに八百五十億円加わりますが、いままでの実績によって、もっと多く政府が
(拍手) 食管の赤字、逆ざやの現象は、明らかに政治の責任であり、政府の責任であります。このような農政の貧困から、農業基本法が制定されてすでに四年になりますが、総理が御所信で述べられた近代化も構造改善も遅々として進んでおりません。他産業との格差はますます拡大し、農業と農村の危機はますます深刻になっております。