1977-12-09 第83回国会 参議院 本会議 第2号
わが党は、鉄道建設にかかわる構造的な赤字発生の根幹にメスを入れなければ国鉄の再建はあり得ないと主張してまいりました。改めて、国鉄に対する国の責任区分を明確にするため、建設は国の資金と責任で措置すべきことを要求し、これを受け入れない政府の原案に反対するものであります。
わが党は、鉄道建設にかかわる構造的な赤字発生の根幹にメスを入れなければ国鉄の再建はあり得ないと主張してまいりました。改めて、国鉄に対する国の責任区分を明確にするため、建設は国の資金と責任で措置すべきことを要求し、これを受け入れない政府の原案に反対するものであります。
もちろん絶対的にこれでいいということは言えないわけでございまして、状況によりまして、私どもは、やはり収支バランスか——中小企業者のものでございますから、中小企業者のためにせっかくつくったものがすぐパンクするということでは非常に困りますので、そういった収支の見通しがはっきりつかめる段階になりまして、もう少し償還期間を延ばしましても収支の赤字発生がそう懸念すべきものでないというようなところになりましたら
現行の一〇%プラス弾力条項による国庫補助では、とうてい赤字発生の原因を埋めることはできないはずであります。弱い健保には政府が積極的に助成するという立場に立って、思い切った国庫補助をすべきであると思うが、厚生大臣の明確な御答弁を伺いたいと思います。 第二は、この赤字を埋めるのに、ボーナスに対する特別保険料を創設しようとする発想でございます。
○山田(芳)委員 この貸し付け事業の回収金は十五年ないし十八年で返すことになっているのに、地方債の借金の方が早く返さなければならないということは赤字発生を見る事情にあるということで、年限の延長が強く望まれているわけであります。また、制度発足当時は地方債の利率は六・五%、六分五厘だったのが、現在では七・五%、七分五厘に上昇しているわけですから、両方赤字が出る原因になる。
これが大幅な赤字発生ということで七五に落とされた、それがいま御説明のように大方大体そんなところで実態は歩いているらしいという御説明だったと思うのですが、来年度を展望する場合に、この七五というのはどれぐらいになっていくのか、またどれぐらいになっていくだろうという見通しがいつごろわれわれは知ることができるんだろうか、この点を最後にお伺いしたいと思います。
今日、郵便、電信電話料金、国鉄運賃を初め、公営企業による料金の値上げは、その企業の赤字発生が直接の原因であります。ここに、すべての民間企業がいずれもその合理化に骨身を削る思いで努力を傾注している現在、政府関係三公社五現業を初め公共企業体が、それにおくれず経営の近代化、合理化に真剣に取り組むことは、国民に対する当然の責務であります。
現に、御指摘のとおり、四十九年度におきましては、現状でございますと一兆一千億弱程度の赤字発生の見込みでございます。それから過去におきましても赤字がかなり出てきておるという経過がございますけれども、これは現実問題といたしまして赤字が発生しておるということでございまして、たてまえ上の問題ではございません。 現実の問題というのは、これも御指摘がございましたけれども、逆ざやの関係でございます。
政管健保の赤字発生の原因は一体何かということについては、私はこの前の改正のときにも指摘をしたと思います。 それは被保険者集団の平均の所得水準あるいは平均標準報酬というのが相対的に低いということがあるだろう。もう一つは、被保険者集団の年齢構成、五十五歳以上の被保険者の構成割合、組合健保と比べてみても年齢が高いのじゃないか。
そこで、赤字発生の原因である企業環境の改善とあるいは都市の交通政策の問題は、本来、各省庁の所掌事務の配分の関係からいうと、自治省以外の他の省庁が主体性をもってとり組むべき問題でありますね。すなわち、都市の交通政策というのは、一自治省が取り組む問題というよりも、その多面性から見ても、政府全体が取り組むべき問題。
まず、政府管掌健康保険につきましては、「赤字額と赤字発生原因をどう考えるか。赤字に対し、政府は診療報酬体系、薬価基準など医療供給面の諸問題を放置して、保険料の大幅引き上げ、患者の一部負担の増加など、被保険者等の負担増加のみで対処することは片手落ちであり、誤りではないか。
そのためには経営上赤字発生が予想されますので、運賃は上げる必要があるという判断のもとに運輸大臣としては諮問を行なったわけでございます。 いつと言われましても、ちょっとこの場で私一存で申し上げられませんけれども、なるべく早く値上げをさせていただきたい、このように考えております。
そのためには、十年間を再建期といたしまして、逐次収支の均衡をはかる、再建期間の前半には、おおむね償却前の赤字発生を回避しつつ、その間の輸送力増血や合理化投資の効果等を合わせまして、後半には、ほぼ収支の均衡をはかり、十年目には何とか経営収支の均衡を得られまして若干の黒字を見るようにする、そういうことを考えてみたらどうかということで出発したわけであります。
(拍手)先進諸国の鉄道の例を見るまでもなく、公共の福祉増進のためには、一部の赤字発生もやむを得ないと思いますが、この点についての政府の御見解を賜わりたいと思うのであります。 さらに、具体的にお伺いをいたしますが、国鉄は経営の公共性にかんがみて、通勤通学定期割引、貨物運賃の割引など、国鉄であるがゆえに課せられている公共負担額が昨年度で六百三十億円にものぼっておるのでございます。
ただ、食管の損益につきまして、できるだけ赤字発生をセーブしていく、この努力もしなければならない。それだけに米の問題というのは大きな関心事になってることは御指摘のとおりであります。私どもといたしましては、したがって、食管会計という中に、もちろんいまの米価の問題もあります。
たとえば赤字発生の最大原因でありますところの診療報酬体系には何ら手をつけずに、また、家族給付の向上など、積極的な面は全然考慮されておらないというような点に多大の不満を感ずるわけでございますが、これは抜本改正に譲るといたしましても、この抜本対策は短時日で成るわけではございません。その間現状のままで放置いたしますことは、制度そのものの崩壊を意味します。
最初に私が申し上げましたように、今日赤字発生の最大の原因は薬剤の使用量の増大にあるというふうに申し上げました。そして、この水の漏れ口をまずふさぐということを考えるのは当然でございますので、その意味で、いまの段階では薬剤の一部負担もやむを得ないのであるというふうに申し上げたわけでございます。
これは単に赤字発生の場合のみについて政府がしりぬぐいをするという規定ではなくて、その対象が日進月歩の医療費に保険料等の負担が追いつかないという特質を十分に考慮して、私は赤字の場合ばかりでなく、黒字の場合でも、額の多い少ないはあっても、補助金を出し、財政基盤の脆弱な政管健保の安定をも考えた国是であると思います。これを無視した今回のやり方は、私はどうしても納得がまいりません。
政府管掌健康保険赤字発生の理由で見のがすことのできませんことは、被保険者の低賃金、日本の被保険者の平均賃金が低いことも重要な影響があるのであります。この低い賃金を標準にした保険料だけで、まともな診療報酬体系も医療保障の前進もないことを知りながら、ただ犠牲を国民大衆に押しつけているのが佐藤内閣であります。
政府管掌健康保険がまさに政府の管理運営である限りにおいて、赤字発生の要因を政府の責任に見ることなく、赤字補てんだけを被保険者の負担にかぶせることでしかなかったといわざるを得ないのであり、その意味において、赤字累積そのものの経営責任は、厚生当局みずからが追及されてしかるべきものであると思います。 さらに、今回は患者の一部負担導入という形をとっております。
で、二十九年の赤字発生の主要な原因は、先ほど大臣もおっしゃたように、六三制の問題があったと思うんですね。こいつを急にやらなくちゃならぬ。それから赤字がふえた。それから、強制的な実施、戦中戦後を通じて国土の荒廃から来る大規模な災害復旧工事、それで一時的な集中的な財政需要と、これに伴う国からの財源保障の不足に大きな原因があって、ずっと当時赤字がふえた。