1998-12-11 第144回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
六番目ですが、第二の大赤字国鉄と化す可能性のある整備新幹線について考え直してみる必要があるのではないかと思います。 三線三区間で一兆二千四百億円といいますが、これは必ずしも景気の浮揚につながらない新たな過疎を呼ぶ可能性もございますので、指摘をしておきたいと思います。 第七番目に防衛費ですが、私は大幅な削減が可能ではなかろうかと思っております。
六番目ですが、第二の大赤字国鉄と化す可能性のある整備新幹線について考え直してみる必要があるのではないかと思います。 三線三区間で一兆二千四百億円といいますが、これは必ずしも景気の浮揚につながらない新たな過疎を呼ぶ可能性もございますので、指摘をしておきたいと思います。 第七番目に防衛費ですが、私は大幅な削減が可能ではなかろうかと思っております。
○古賀国務大臣 今回の新しい財源スキームを見ていただいてもおわかりだと思いますが、政府・与党合意の中ででも、第二の国鉄はつくらない、赤字国鉄にならないように、さまざまな点で歯どめをかけさせていただいているところでございます。そういうことを十分念頭に置きながら、着実に整備新幹線の整備を進めてまいりたい、このように思っております。
ところが、これからいつまでも公共投資優先というわけにもいきませんし、片一方には、地方財政も国の財政も大赤字、国鉄の赤字も大赤字で、四百四十兆も赤字がある。そういう中でいつまでも公共事業公共事業というわけにもいかぬ。そういたしますと、今まで補っていた産業というものもおのずと人減らしをしていかなくてはいけない。
住専も赤字、そして国有林野の経営も赤字、国鉄清算事業団も赤字、国の財政も赤字で、赤字赤字で大変なときではありますけれども、その辺についてのお考えを承りたいというふうに思います。
もう一つ、いろいろと御要望に見える知事、市長、関係の皆さんにお願いをしているのですが、やはり将来、単年度とは申しませんが、しばらくするうちにその路線に楽しくお客さまににぎやかに乗っていただいて、そして収支がバランスするように、第二の赤字国鉄をつくらないように考えなければなりません。
今JR五〇%、そして国が三五、地方が一五となっておりますが、今のままJRの五〇%の負担率ですと、なかなか地方に行くに従って路線を開いていくのに非常に経営上告しくなってくるのじゃないか、もう一度赤字国鉄の二の舞をするんじゃないか。そういうこともあり、そしてまたJRそのものが同意しないとなかなか着工できない、そういった問題もあって、JRの負担率を下げていく。
国鉄改革の意味合いを考えますと、JRを第二の赤字国鉄にしてはいけないということはよく理解できるわけですが、余りにも地元負担が大き過ぎるのではないかという気がいたします。 一兆円の特定財源によって実質的にはJRと国の負担は軽くなったわけです。国民全体の共有財産であるべき新幹線の売却代金のうち一兆円がJRと国の財源になるわけで、地域には何ら恩恵もないという政策ではないでしょうか。
政府は、赤字国鉄を大手術すると言う一方で、約二十兆円も見込んで整備新幹線の着工にかかると言いますが、その財源はどこからつくるのでしょうか。また、政府は、騒音も少なく乗り心地のよいリニアモーターカーの開発促進を図り、飛行機と競合させ、将来総合交通政策も準備すると言っておられます。この改革案とこうした将来像について、どのような整合性を持たせるのでしょうか。総理、いかがでしょうか。
同じ質問でありますが、亀井委員長の再建監理委員会は、赤字国鉄をどうして黒字になすか、こういうことを主眼にしておられたと思うのでありますが、ただ、その審議の中で、我々新聞などを拝見しまして、やはり国鉄労使、特に労働運動に対する国鉄管理者、当局の対応なども十分にこの委員会の中で論議されたと聞いています。
とりわけ大きな赤字を出しておりましたのが北海道、四国、九州などでございますが、五十八年度の決算で見ますと、北海道は三千六百七十七億、それから四国が七百十六億、九州が二千八百十五億という赤字、国鉄監査報告書の中の数字でこれだけの莫大な赤字が出ていたわけですね。しかしそれも黒字にたる。その黒字になるためにはどういうことをするかというのがまたるる書いてございました。
これは赤字国鉄が七百二十六億も鉄建公団に出資をして、それで高い料金を払って今、上越新幹線は走っている。こういうおかしなからくり構造になっているわけですね、国鉄より多い。それから問題の成田空港、成田一カ所で千一億五千六百二十四万、成田一カ所で一千億出しているんですよ。国鉄は四千五百億。それからいわゆる宇宙開発、これが六千七百八十九億七千九百万円、これも宇宙だから宇宙わからないわけじゃありませんが。
そのときに十年間に三兆七千億の設備投資ということを決めながら、十兆五千億というふうな工事費の決定をしていって、新幹線をどんどんつくっていったというふうなことで、政府は半額を持とうというふうなことを着工したら知らぬ顔をしてきたということで、政治新幹線の負担が赤字国鉄におっかぶさっていったということはこれはもうだれも知っている事実でございます。
それで総理大臣に聞きますが、二万五千人の余剰人員を抱えて、赤字国鉄にこれを処理をせいと言ったって、運輸委員会では国鉄側あるいは運輸省は内部努力をする、こういうことを懸命に答えておりますが、私の経験では、あくまで経験です、二万五千人をさばくだけの人的、財的能力が一体国鉄にあるかとなると私は非常に重い荷物だと、こう考えております。
だから、もし亀井委員会が国鉄というものを、日本の動脈として考えられるならば、もう少し総合交通体系の中でトラックの方も考えながら、鉄道の旅客輸送、貨物輸送、そういうものを将来を展望して、今の赤字国鉄再建と同時に、全体的な物流あるいは旅客輸送の体系をつくるんだと、そういうもっと高度の答申をしていただきたい。 非常にくどうございますけれども、もう一回お願いします。
そうしないと、これは赤字国鉄の大阪環状線とか阪和線等でやれったって、これはむしろつないでもらったってスピードが負けたんではお客は乗らない。スピードの速い方にお客さんが乗る。こんなの当たり前ですからね。そういう私はアクセスについても基本的にやっぱり考えてもらいたいなと。この計画のどこを見てもそういうのがないんです、遺憾ながら。だから私は聞いたんです。国鉄もわからない、聞かれたって。
したがいまして、この青函トンネルをどう利用するかはまだ決定しておりませんが、利用するとすれば何らか特別の措置を講じなければ、これをこのまま赤字国鉄に押しつけて、国鉄がただ借賃約八百億を払ってやれということではこれはだめである。懇談会の方の答申もさようなことに相なっておりますので、そういう全体のこととあわせながらこの問題に対処してまいらなければならない、かように思っておる次第でございます。
現在の赤字国鉄がそんな金を出すということは、マイナス投資ですから到底考えられません。ぜひ早急にこの辺の処置方、方針を立ててもらいたいと思うのです。そのうちなんということには到底ならないと思います。
やはり私はこんなことに、赤字国鉄で〇・三ぐらいの手当しかくれない国鉄がそんなに義理立てて高い、この土地は大体十三億でしょう、平米百万の十三億円という金だそうでありますが、こんなことに国鉄はそんなにびくびくする必要ないんじゃないですか、自分の土地だから。自分の土地だから胸を張って、そういうことはないと。 逆に聞きますが、これは福島交通がそう言ったからだと。じゃ、私はこの航空写真を持ってきました。
○細田国務大臣 いまいみじくもお話がございましたように、東北と上越の新幹線が開業になったために、三千六百億の帳簿上の赤字が、帳簿上のと言うと語弊があるかもしれませんが、赤字国鉄に余計にふえてきたわけでございます。この国鉄の予算の中にはっきり出ておるのでございます。
この災害復旧の問題については、赤字国鉄の問題も含めて十分な対応策を大蔵省でやってもらいたい。関係各者の方も、余り遠慮しないで大蔵省に金をもらってもらいたいと、こういうことをお願いしたいんですがね。最後、大蔵省のこれに対する決意なり見解を聞いて私の質問を終わりたいと思うんですが、大蔵省、財政上の裏づけの関係、お願いします。
○渡部(行)委員 超過勤務手当を支払えば支出が非常に多くなる、だから赤字国鉄としてはそういうことはなるべくやめたい、しかし、現実に超過勤務をしておる者に全然構わないわけにはいかない、そこでこういう制度を設けたというけれども、それではみんなが納得するような基準をどういうふうにつくっておられるかということですよ。