2000-03-06 第147回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
そんなお金を借りているんだったら大変な赤字公団だ、とんでもない公団じゃないだろうかという話に思ってしまうんですが、もともと仕掛けとして、道路をつくるお金を借りて道路をつくっているわけですから、当然健全な仕事をしていれば借金はうんとふえて当たり前なんですね。 問題はそれが返せるかどうかだけなわけでありますが、そういったことについてなかなか実態が御理解いただけないのが今の状態だと思うんです。
そんなお金を借りているんだったら大変な赤字公団だ、とんでもない公団じゃないだろうかという話に思ってしまうんですが、もともと仕掛けとして、道路をつくるお金を借りて道路をつくっているわけですから、当然健全な仕事をしていれば借金はうんとふえて当たり前なんですね。 問題はそれが返せるかどうかだけなわけでありますが、そういったことについてなかなか実態が御理解いただけないのが今の状態だと思うんです。
国の機関の発注工事で二一%強ぐらいの赤字、公団が一五%強、地方自治体が一四%で、国が一番赤字はすごいと。しかしみんな我慢してとるわけです。だから不調にはならないという状況があるんですね。 実態は御存じと思うんだけれども、公共工事の赤字がこんなにひどくなっているというのはかつてないことで、このままほうっておけない状況になっていると思うんです。
第二点は赤字公団公社の経営合理化、これが第二点。この二つは行財政改革の二本柱だと思います。その点がほとんど手をつけられていない限り、これは一つ一つの項目で幾らやったと具体的に言われても、これを評価するわけにいきませんので、私は、数字で出せとおっしゃいましたので、あえてお答えをさしていただきますと一〇%、こうなります。
この公団は大体赤字公団だから、そういうものを引き継いでやらぬと困るというならば別ですよ。あるものの優良な財産は全部無償で引き継ぐということになるならば、いいか悪いかは別として、なるほどそれも一つの理屈です。しかしこれはそういうものではなさそうに思う。