1982-03-19 第96回国会 参議院 本会議 第9号
すでに昭和五十六年度補正は、三千七百五十億円の赤字公債追加の発行を含めて成立いたしました。政府はこの補正をもって十分足りるとしておりますが、この見解には国民は何としても納得するわけにはいきません。 まず、国民に公約をしました実質成長率五・三%は、昨年十月から十二月のマイナス成長により、いまや四・一%を割り込む状況にあります。
すでに昭和五十六年度補正は、三千七百五十億円の赤字公債追加の発行を含めて成立いたしました。政府はこの補正をもって十分足りるとしておりますが、この見解には国民は何としても納得するわけにはいきません。 まず、国民に公約をしました実質成長率五・三%は、昨年十月から十二月のマイナス成長により、いまや四・一%を割り込む状況にあります。
五十六年度予算の補正における赤字公債追加に関連しての御質問でありますが、五十九年度特例公債脱却は政府の基本方針でありますので、今回の補正にかかわらず、その実現に向け、最大限の努力をしてまいります。 なお、御審議をお願いしている補正予算における税収見積もりは、現段階においてできる限り適切な税収見通しを行うべく、最善の努力を尽くした結果であるものと御理解を願いたいのであります。