1986-10-20 第107回国会 衆議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第7号
○杉浦説明員 二十三兆五千億の中身を簡単に分類いたしますと、一つはいわゆる赤字のための借入金、赤字借入金による借金、これが約九兆一千億。それから、減価償却ができないということで借金をいたしました、それは、主として施設の維持更新等安全対策等に充当される金額でございます。
○杉浦説明員 二十三兆五千億の中身を簡単に分類いたしますと、一つはいわゆる赤字のための借入金、赤字借入金による借金、これが約九兆一千億。それから、減価償却ができないということで借金をいたしました、それは、主として施設の維持更新等安全対策等に充当される金額でございます。
○浜西委員 そこで、これは最初申し上げましたように、蚕糸砂糖類とあるわけですが、現在の赤字、借入金が千八百八十億円ということはわかりましたが、これは言ってみれば蚕糸だけのものか、そしてさらに、これはどこから借り入れ、農林中金ではないかと思うのですが、このような状態について農林中金側はこれに対してどういう態度であるのか、ちょっと聞いておきたいと思うのです。
この残高というのは大体半分は恐らく赤字借入金の分であろうかと思うわけでございますが、これらについては赤字借入金の分については、五十一年のたな上げ並びに今回のたな上げによりまして国鉄の経営上の影響というものを除いておるわけでございます。
それからもう一つは赤字借入金に対する金利、この二つになっておるわけでございまして、今回のたな上げ措置というのはこの赤字の借入金の部分についての対策を主として考えているというふうに御理解いただいていいのだろうと思います。 ところで、設備投資の方の借入金の金利につきましては、先ほど来御説明したように工事費補助金とか、そういった補助金で金利負担を軽減していく。
郵便事業収支でございますが、昭和四十九年度におきまして大幅な人件費の上昇がございまして、そのために千百九十五億円の赤字借入金をせざるを得ない状況になったわけでございます。その後、五十年度につきましては一千三百十九億円の赤字でございます。五十一年度でございますが、六百一億円の黒字でございます。五十二年度でございますが、百八十三億円の黒字でございます。
一方、五十二年度末におきます赤字借入金でございますが、これは決算結果でございますけれども千六百九十五億円の赤字になっておりますが、これに五十三年度末の収入不足分二百五十一億円を加えますと、五十三年度末におきます累積赤字借入金が千九百四十六億円現在見込まれているところでございます。 以上でございます。
○小宮山国務大臣 郵便業務の中で、やはり一番集配は人力によらざるを得ないというようなところで、五十年度の赤字借入金は二千四百七十五億でございまして、料金値上げ等がございましたので、五十一年が二千三百四十五億くらいにプラス百三十億くらいのものが出てまいります。
○小宮山国務大臣 料金改定の問題については、先ほど申しましたように、大変赤字借入金が多い。ただ、多いと言うだけでそのままにほうっておいていいのかということになると、私は、これはまだまだ考える余地が、いろいろな方法論、いろいろな物の考え方があり、あるいは合理化等をしなければならないのであろうと思います。
五十一年度予算案における郵便事業収支につきましては、郵便法改正の成立によりまして、郵便収入として約七千億円を見込むことができましたために、過去年度の赤字借入金を減少するまでには至りませんけれども、当面、赤字の増加は回避できることとなっておりまして、おかげさまで事業財政の基盤整備に大きな足がかりを得たものと考えております。
○和田静夫君 前に、「琉球政府の一般会計等において見込まれている債務(公共事業に伴う借入金およびいわゆる赤字借入金)の処理については、一九七二年度発行予定の退職手当債等にかかる地方債の元利償還費(十一億円)を除き、別途措置されるものとみて、見込んでいない。」、これは自治省の説明であったわけですね。この部分は五百十億円ベースになったけれども、そのとおりですね。
○横路委員 今の点についてお尋ねをしますが、第四条の借り入れの問題については、今私から申し上げたように、これは赤字借入金なんだ。本来から言えば、これは揮発油税でまかなうべきものだ。しかし、揮発油税で足りない場合に、やむを得ないから、地方負担金分については資金運用部資金から借り入れをする。原則としては、これは揮発油税でやることになるのが建前でしょう。これはどうなんです。
ですから、そういう意味では、原則としては揮発油税をもって充てるべきだが、やむを得ない赤字がやや生ずるから、そういう意味で、これは赤字借入金という全く特殊の場合である、こういう意味ですね。
赤字を借入金で埋めるということは、財政法の本質からいっても、赤字をまた赤字で——借り入れというのは、特別会計のは赤字借入金ですから、それで埋めておくというようなことは、財政の基本的精神からいっても容認することができないのです。赤字というものができれば、その会計年度において処理するというのが財政の原則だと思う。
最初に厚生省は健康保険の赤字対策として、健康保険の医療給付総額の一割、四十六億円を大蔵省に要求したのでありますが、これに対して大蔵省は二十億円、赤字借入金の返還を繰り延べることによって十億、すなわち三十億円の国庫負担をしたのにすぎません。六十億円のうち残余の二十六億円の赤字は、この健康保険法の改正、改悪によって、この働く者の家庭の婦人の上に押しつけてきておるのであります。
というのは、一時借入金というのは、大体年度内に返せるというものが一時借入金という形になるのでありますから、ただいまのような場合は赤字借入金——そういう言葉があるかどうかしりませんが、一応赤字借入金という形の財源を求めるか、あるいは前年度までの赤字借入金が、公社にもし手持ちの資金、資材などがあれば、それを食うか、いずれにしましても一時借入金ではなくて、その借入金が年度内に返せるという見込みがございませんから
ところが石炭鉱業の経理内容はどうかと申しますると、各企業の努力にもかかわりませず、過去の統制時代の低炭政策に禍いされまして、累積いたしました赤字、借入金、未払金等が一朝一夕にはなかなか解消することができませず、御承知の通り統制撤廃当時に残されました約百六十億円の赤字はようやく先般実施しました主として資産再評価によつて帳簿面だけは解消し得たのでございますが、経理の実体は何ら改善されることなく、昨年十二月末現在
○説明員(秋山龍君) 鈴木さんにお答えいたしますが、先程から繰返し申しておりますように、赤字借入金をしてこれをやるという仮に考え方をしますと、只今お話になつたような考え方も一通り考えられておるわけだと思うのです。
営業收入以外のところから借入金を返す金というものを求めても、これは繰返すようでありますが、再び赤字借入金を繰返すほかない。そういう点から見て、この四十六條の意味するところが、私どもには十分に理解できないことになります。 それから四十七條の現金出納に関する規定であります。この規定がまつたく從來の運輸省が拘束せられておつたところの、國庫金取扱いの制度から一歩も出ていない。
そこで健全財政を堅持しております建前上から、赤字借入金による経営はいけないという結論が出てまいりますので、政府は赤字経営はやらないということに一應決定いたしまして、ただいまのところこの運賃策定によつて出る約百億円の赤字を、一般会計から繰入れるということにいたしたわけでございます。
尚又、私らといたしましては、運賃引上げが今日の國民生活竝びに物價に多大の影響があるのでございますので、殊に先程も申上げましたごとく旅客運賃はもう少し低目に定めて置きたいという考えでいろいろ苦心をいたしましたのではございますが、只今の健全財政を遂行せなければならないという大前提から考えますと、赤字を赤字借入金によつて賄うということは許されませんことに相成ります。