2017-06-15 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
これは、二〇〇二年九月十七日のいわゆる小泉訪朝で、日朝首脳会談の前に朝鮮赤十字会から日本赤十字に渡されたリストでございます。拉致被害者の調査結果が記載されております。 しかし、外務省はこのリストを首脳会談が終わるまで報告せずに、したがって、小泉総理が知ったのは平壌宣言を署名する直前だったと。
これは、二〇〇二年九月十七日のいわゆる小泉訪朝で、日朝首脳会談の前に朝鮮赤十字会から日本赤十字に渡されたリストでございます。拉致被害者の調査結果が記載されております。 しかし、外務省はこのリストを首脳会談が終わるまで報告せずに、したがって、小泉総理が知ったのは平壌宣言を署名する直前だったと。
そして、本年一月、北朝鮮の朝鮮赤十字会から日本赤十字社に対し、残留日本人と思われる方々が北朝鮮に亡くなった旨の連絡があったこと、このことは承知をしております。
そして、ただいま委員の方から御指摘がありました一九五四年の来日につきましては、中国の赤十字会会長として来日をされ、そして日本赤十字社との間で覚書を交わし、これが、その後、日本人の引き揚げが本格化していく契機になったと承知をしております。
トータルで九万三千人程度の方々が帰国をされたわけですが、日本赤十字社と北朝鮮の赤十字会が在日朝鮮人の帰還に関するカルカッタ協定を結び、また、日本赤十字社が帰国希望者の登録やこの事業の運営を行って、赤十字国際委員会が助言という形で関与する、そして日本政府、北朝鮮政府がさまざまな形で関与しながら帰国事業を行っていたわけです。
○国務大臣(岸田文雄君) まず、今回の日朝赤十字会談ですが、朝鮮赤十字会から日本赤十字社に呼びかけがあり、そして、戦後未解決の重要な問題である日本人遺骨の問題について議論するため開催されたものであります。 この会議自体は、あくまでもこうした人道的な観点から開催される会議であります。
○岸田国務大臣 まず、今回の赤十字会談ですが、朝鮮赤十字会から日本赤十字社への呼びかけによりまして、戦後未解決の重要な問題であります日本人遺骨の問題について議論するために、日朝の赤十字間で人道的観点から開催されたものであります。まず、基本的に、この日朝赤十字会談は、人道的観点から開催されたものということであります。
日本赤十字と相手方の赤十字会の話合いで、終戦の前後、朝鮮半島北部で亡くなった日本人の遺骨返還、遺族の墓参の実現に向けて政府を交えた協議を進めるんだというこういうことで、本当に重要な一歩なんですね、この流れを考えますと。
最近、北朝鮮の朝鮮赤十字会が、先月の二十七日まで開城で開かれた韓国赤十字社との会談で、米五十万トンと肥料三十万トンの支援を要請しているわけでございまして、李明博政権に対しまして公式にこのような支援を求めたのは初めてだというふうに思っております。 北朝鮮では、百三十万トン前後の食糧が不足しておりまして、軍糧米も放出されたと聞いておるわけでございます。
今御指摘の点でございますが、まず、十月十五日の飛行機、政府でチャーターした飛行機でございますけれども、これに、向こう側から、朝鮮赤十字会の者であるということ、そしてまた、北朝鮮との間で必要な連絡をとるために必要なので日本に一緒に行きたいという話があって、そして、それを認めたという経緯がございます。
そして、歴史的首脳会談と平壌宣言の発出以降、九月十七日に、赤十字会を通じて、行方不明日本人の消息を確認し、将来そのようなことが起こらないことを誓ったということ。
○吉田(公)委員 我が国の米支援でありますが、順を追って簡単に説明いたしますが、一九九五年の六月に、延べ払い輸出で十五万トン、日本赤十字社から朝鮮赤十字会へ無償で十五万トン、計三十万トンを支援したわけですね。 九月には、北朝鮮の洪水被害だ、こう言って、これは国連人道問題局というのが国連にありまして、その国連の人道問題局から洪水被害について要請があった。
ただ、これも北朝鮮の赤十字会から日本赤十字社に対する通知の中にありますが、彼らも御家族の訪問について便宜を供与する用意があるということでございますから、当面必要だと思うのはできるだけ早く御家族に行っていただきたいということで、現在その調整をさせていただいているということでございます。
○田中政府参考人 北朝鮮側が言ってまいりましたのは、安否情報については、赤十字会の通報、通知というものが公式なものである、それを待ってくれ、こういうことでございました。
○田中政府参考人 その前に、先ほど便宜ということを申し上げましたけれども、これは、北朝鮮赤十字会という機関が便宜を図るということを言っているということを申し上げたにすぎません。ですから、その点は御了解をいただきたいというふうに思います。私が北朝鮮が便宜を図るということを意味したわけではなくて、北朝鮮赤十字会というものが便宜を図るということを言っているということを申し上げているわけでございます。
日朝関係を見ましても、ことしの二月の杉嶋元日経記者の解放、三月には北朝鮮赤十字会による行方不明者調査事業の再開と日朝赤十字会談開催の提案等、北朝鮮側からの前向きな動きが見られるわけでございます。 政府といたしましては、こうした動きに注目をする一方で、拉致問題を含む日朝間の諸問題について、北朝鮮側に対しまして一層建設的な姿勢をとるように求めていきたいと考えております。
最近の日朝関係におきまして、本年二月の杉島元日経記者の解放、三月には朝鮮赤十字会によります行方不明者調査事業の再開、日朝赤十字会談の開催の提案等、北朝鮮側からの前向きな動きが見られるわけです。政府は、こうした動きに対しまして注目をする一方で、拉致問題を含む日朝間の諸問題につきまして、北朝鮮に対しまして、より一層建設的な姿勢をとることを求めていきたいと考えております。
北朝鮮赤十字会は、「行方不明者」の調査を再開することを表明したが、以上の見地から拉致疑惑の早期解決に向け真摯に取り組むことを強く要請する。 よって、政府は、我が国と北朝鮮との国交正常化に向けた話し合いの中で、国民の生命・財産を守ることが国家としての基本的な義務であることに思いを致し、毅然たる態度により拉致疑惑の早期解決に取り組むべきである。 右決議する。 以上であります。
北朝鮮赤十字会は、「行方不明者」の調査を再開することを表明したが、以上の見地から拉致疑惑の早期解決に向け真摯に取り組むことを強く要請する。 政府は、我が国と北朝鮮との国交正常化に向けた話し合いの中で、国民の生命・財産を守ることが国家としての基本的な義務であることに思いを至し、毅然たる態度により拉致疑惑の早期解決に取り組むべきである。 右決議する。 〔拍手〕 以上であります。
北朝鮮におきましては、代表団は、保健省、それから朝鮮赤十字会、その他関連の研究所、病院等々を訪問いたしまして、被爆者の方約十数名とも面談しております。調査を通じまして、医療機器、設備、医薬品等の状況が十分でないこと、それから、入院している被爆者の病室にも暖房がない、そういう環境にあることが判明いたしております。
大臣は、あらゆる機会をとらえて、拉致疑惑に対しては真剣に粘り強く対応していきたいと先週もお答えいただいておりますが、こういう流れの中でこうなったわけですけれども、今度、赤十字会からは、行方不明者の調査については行いたい、そういう意思表示があったようでありますので、ここはぜひ大事にしていただかなきゃならないな、こう思っております。
まず、赤十字の会談でございますけれども、北朝鮮の赤十字会が発表いたしました日朝赤十字会談について、これは二〇〇〇年の三月の会合以来途絶えていたものでございますけれども、政府が繰り返し表明をしてまいりました日朝間の対話の呼び掛けに応じた動きの一つの表れであると思っております。
先般の二十二日の北朝鮮赤十字会の行方不明者の消息調査を再開するという発表につきまして、これは我が国が調査の再開を強く求めてきたことに応じた前向きな動きであると認識をいたしておりますが、他方で、北朝鮮の対応につきましては十分に見極めていく必要があると思います。 〔委員長退席、理事野沢太三君着席〕