2000-08-04 第149回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
当然のことながら、拉致された日本人の問題というのもありますけれども、その問題はまた別の機会としても、例えば朝鮮半島をめぐるこれまでの民族の分断、そしてそれに伴う、まさに朝鮮労働党の例えば綱領の中にあります、まだ赤化革命的な綱領の部分、これが今回一気にぬぐい去られるということが、我々としてはいかんとも非常にまだ信じがたいというのが現実でありまして、また国際社会もそう見ているわけでありますが、そうした中
当然のことながら、拉致された日本人の問題というのもありますけれども、その問題はまた別の機会としても、例えば朝鮮半島をめぐるこれまでの民族の分断、そしてそれに伴う、まさに朝鮮労働党の例えば綱領の中にあります、まだ赤化革命的な綱領の部分、これが今回一気にぬぐい去られるということが、我々としてはいかんとも非常にまだ信じがたいというのが現実でありまして、また国際社会もそう見ているわけでありますが、そうした中
なお、ただいま国際共産勢力は、世界の赤化革命という企図を捨ててない。したがって、一時キューバの危機回避によって、一つの平和路線的な米ソ間の話し合いを進めておる、一方冷戦も相当深刻ではないか、防衛庁はどういう考えでこれに処するかというお尋ねでありますが、キューバの危機回避につきましては、保科委員も指摘されたとおり、私もちょうどキューバを去った直後でございました。
その制度を擁護しようというわれわれの考え方に対して、世界赤化革命をやろう、そういう陣営があるから、これはただでは戦争を抑制することはできぬというのが、現実に即した世界の常識であります。 そこで、どういうようにしたならば、戦争現実に抑制できるかということが問題になるわけでありますが、それは世界の常識が、日米安保条約に盛られた二つの条項に大体結論づけられておるわけです。
これが将来にわたって、満足と生活の安定とを保障して、国際共産主義者の世界赤化革命の企図に対する基本的対策にこの二つがなるのだと私は確信するのでありますが、かような点から見まして、この新条約は、自由世界各国が精魂を傾けて努力をしておる線に全く私は乗っておると、こういう工合に考えるのであります。
顧みれば、昭和二十四年一月の総選挙において、日本共産党は終戰後における民心の混乱と虚脱状態を巧みに利用して、得意のアジ宣伝にものを言わせ、一挙に本院に三十数名の議席を有するや、対日理事会におけるソ連の虎の威をかり、あたかも同年秋までにわが国の赤化革命を成就すると呼号して、盛んに民心の不安定と動揺を策したることは、諸君の御記憶に新たなるところであります。