1997-03-03 第140回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
いずれにしろ、そういった質的規制の強化というものを、各関係する業者あるいはそこで働く労働者が非常に注目をしておるわけでありますが、その中に、タクシー運転者の資格要件の整備というものが出ております。
いずれにしろ、そういった質的規制の強化というものを、各関係する業者あるいはそこで働く労働者が非常に注目をしておるわけでありますが、その中に、タクシー運転者の資格要件の整備というものが出ております。
次に、貸し切りバスの安全問題についてでございますが、これまた質的規制で対応する、こういうことでございますが、バスにおかれましても需 給調整規制を廃止をする、そういう考え方に立っているわけでありますが、現在、需給調整規制廃止をやっていない中でも、いわゆる貸し切り料金のダンピングは非常に激しく行われております。
今私は細かい中身のことを言っているわけじゃないんで総論的なことをやっているんですが、参入規範を、量的規制から質的規制に移行させることについて今議論してまして、その中で質的規制の意味がいわゆる社会的規制を指すということの議論まではお互いに一致をしているわけです。
、直接的には例えば免許基準などで事業遂行能力でございますとか事業計画の内容といったようなことを直接チェックしてやっていくということですが、質的規制というのはただ安全ということだけではなくて、それはそういった面でのチェックのほかに経済的な規制といいますか、例えば供給力のチェックというふうなことにも関連してくる内容は持っていると思いまして、そういう意味では、一般に言われております社会的規制、それから質的規制
一方で経済的な規制との絡みで質的規制を強化をしていくといいましょうか、つまりこの行革審の文書に沿って言えば、まさに参入に当たっての規制の重点を量的規制から質的規制に移していくと言うのなら、その移していく質的規制の受け皿の方がこんな状態では、いたずらに量的規制を緩和をすれば今以上に交通事故やらあるいは交通公害やらが大変な事態になっていくのじゃないかという意味でお尋ねをしているわけです。
それから、その質的規制の中には当然、社会的規制、安全あるいは環境の問題などは含まれている。しかし、企業の経営能力でありますとかそういったような多少ニュアンスが違う部分も含まれる。つまり、社会的規制よりも質的規制の方が概念としては広い、こういうふうに受けとめてよろしいのですか。
しかし、この改正も、従来質的規制であったものから、いわゆる総量規制というところに踏み切ったわけでございますけれども、われわれから申し上げますと、この総量規制といえども、青空天井ということで強い批判をいたしてまいりました。
それから金融上におきましては、量的規制がそれまでもずっと続けられてきておったのでありますが、さらに一段と質的規制の方向へ努力の方向を振り向けなきゃならぬ、こういうふうに考えまして、その質的規制ですね、その方法として選別融資、つまり娯楽でありますとか、あるいはビルだとかあるいは不動産投資でありますとか、そういう不要不急の融資につきましては、これを厳に抑制するように、そういう方針を打ち出したわけです。
なお、その質的規制の面につきましても、特段のくふうをこらすべくただいま鋭意検討中でありまして、まあ二、三日中にはこれを発表できると、そういう時期に相なろうかと、かように考えております。
そこで、金融政策全体といたしましては、量的規制、それから質的規制と、この両面があるわけでございますが、量的規制については、かなりもういままでの施策で浸透をいたしております。これからは重点を質的規制の面に置きたいと、こういうふうに考えるわけであります。その質的規制の一つの重点が、選別融資というところにあるわけであります。
○竹本委員 要望だけ申し上げて終わりにいたしますが、私が申し上げるのは質的規制ということでございまして、方法には積極的なものもあり、消極的なものもあってしかるべきだと思います。いずれにしましても、従来の量的な視点だけでなくて、質的な角度から、やはりこの段階においては融資も考えるべきであるということでございますので、両参考人においても十分検討していただくように要望申し上げまして終わります。
それからもう一つは、民間の金融機関の金の流れでそういう規制をすべきではなかろうかということは、確かにお考えとして私どもも傾聴すべきだろうとは思いますが、何ぶん金融の、釈迦に説法でございますが、なかなか質的規制と申しましょうか、対症的規制ということは金融の性格からいって非常にむずかしくしり抜けになる。
○松本(十)委員 商社、不動産業に対する融資の選別規制等もされ、それからまた、全体として準備率の引き上げと量的規制、公定歩合の引き上げによる質的規制と、金融政策のおぜん立てといいましょうか、道具立てはおおむねそろったわけでありますが、もう一つ、いわゆる三種の神器の一つでありますマーケットオペレーション、公開市場操作、これについてどうも最近日本銀行にはオペの種が少なくなっているのではなかろうかという声
これにつきまして必要があれば何らかの、ここには「投資調整委員会」と書いてありますが、何かかような資金の調整の委員会的な組織を設けまして今まで非難もございましたが、単なる資金の量的規制でなくて質的規制を加味して今後の資金に対する計画をやつて参りたいというふうに考えます。
○愛知国務大臣 端的に申しますと、量的な規制から質的な金融規制へということが適当ではないかという御意見だと思うのでありますが、これは研究問題としては、政府におきましても研究をいたしておるのでございますが、まだ質的規制の段階に入るというところまでは決心をいたしておらないのであります。
こういうふうに大体量的に規制します間において尚質的規制といたしましては、例えば輸入金融の疏通とか、輸出金融或いは特需金融の円滑化といつたようなものを図つて行かなければならないというふうに考えるのでございます。