1960-05-18 第34回国会 衆議院 商工委員会 第43号
○松平委員 そこで、当初は賠償として、買っていったというのですが、その後、賠償としてこれを買っていくような、賠償繰り入れというか、そういうことはなくなったのですか。
○松平委員 そこで、当初は賠償として、買っていったというのですが、その後、賠償としてこれを買っていくような、賠償繰り入れというか、そういうことはなくなったのですか。
その間、日本工営は、植村甲午郎氏を通じまして、賠償繰り入れのための強い働きかけを政府に対して行なったと報ぜられているのでございますが、この間の事情を首相からつまびらかにしていただきたいのであります。」こういうことを言われている。このときの岸さんの御答弁にも、非常に怒ったような答弁もないわけなんです。
その間、日本工営は、植村甲午郎氏を通じまして、賠償繰り入れのための強い働きかけを政府に対して行なったと報ぜられているのでございますが、この間の事情を首相からつまびらかにしていただきたいのであります。賠償ほど、安易にして、ぼろい金もうけはない、といわれておる。
その他、繊維製品の賠償繰り入れ、これは、ある程度進行しております。そのほかに、綿花の委託加工、こういう方面につきましても努力いたしまして、繊維工業の今日の不況を脱却いたしていくことに努力をいたしておるわけでございますが、何しろ、繊維工業は今日最も問題の多い工業でございますので、どうか皆様方の御協力によりまして、ぜひこの問題は十分に解決するように努力いたしたいと存じます。よろしくお願いいたします。
今三木企画庁長官もこれを是認されたわけであるけれども、南方諸地域、ことにインドネシア、ビルマからは消費財の賠償繰り入れの問題を日本側に提示をして参っておる。そして日本側はこれを断わったいきさつがあるわけであります。
○高碕国務大臣 輸出振興につきましては、これは各方面からいろいろな検討を加えておりまして、特に繊維製品をいかにしてよけい出すか、それがためには賠償繰り入れとか、あるいは場合によってはある程度のクレジットを設定して、そのクレジットによって買わしていくとか、こういった方法もいろいろ考えまして、これを実行に移すべく政府は今努力最中でございます。