2012-03-22 第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
ただ、やはり岩手や宮城と違って福島は原発事故の賠償が一番大事だなと、福島の復興はこの賠償問題解決なくして本当にないだろうというふうに思っております。 この賠償の案件でございますけれども、百万件を大きく上回るんではないかと。紛争性のある案件も十万件以上に及ぶ可能性があるというような文科省の報告にあるわけで、報道では、賠償対象者は百五十万以上と。
ただ、やはり岩手や宮城と違って福島は原発事故の賠償が一番大事だなと、福島の復興はこの賠償問題解決なくして本当にないだろうというふうに思っております。 この賠償の案件でございますけれども、百万件を大きく上回るんではないかと。紛争性のある案件も十万件以上に及ぶ可能性があるというような文科省の報告にあるわけで、報道では、賠償対象者は百五十万以上と。
わが国としては、すでに七年前に桑港平和条約で負った条約上の義務、換言すれば、わが国の国際社会への復帰の条件であった賠償問題解決のただ一つ残されている義務をいつ履行するかの問題に直面しているわけであります。
また賠償問題は、私どもがお答えするような問題ではないかと思いますけれども、インドネシアが、先ほど来申したように、人絹織物の従来の非常に大きなマーケットでありますので、この賠償問題解決の機会に、正常貿易その他の形でインドネシアの方にはけていくことが最も望ましいことでありまして、また賠償については、これは両国間の話し合いでいろいろとやっていかなければならぬので、今後話を持っていかなければならぬだろうと思
アメリカは安保条約の締結を条件とし、イロア、ガリオアを債務とすることを条件とし、東南アジアの諸国は賠償問題解決を条件とされんわけですが、中国においては果していかなる条件を考えておられるか。中国の国民党の指導者もそうであったし、今日の中国共産党の指導者も同様な態度をとっておられるが、われわれとしては非常に驚くべきほどの寛大な態度を持っておられる。
またジュアンダ首相その人が、日本に賠償使節として来たこともあるし、また彼の政治家としての経歴から見ても、賠償問題しついて話し合いをするいい相手だ、こういうお話もあり、また政局の不安定という問題は賠償問題解決に支障がないのだというお答えがあったようでありますが、その点についての現在のお考えと、それから日本においていろいろそれを危惧する向きが民間にもあるようでありますが、それらについて政府はどうお考えになっているかお
○岸国務大臣 インドネシアの賠償問題解決につきまして、アメリカ側から何らのサゼスチョンやあるいはインフルエンスを受けたことは全然ございません、そうして今申しますように、私どもとしてはさらに一歩進めて、ほんとうに現実的に解決しようという段階になりましたから、さらに各省との関係におきましても少し研究を要し、意見の統一を要する点が出てきておりますので、つれは至急にやらしています。
幸いにして、先ほど申し上げましたように、ちょうど賠償問題というものも非常に大詰めに来たような感じがございまして、インドネシア側といたしましても、この賠償問題解決の重要性ということにもかんがみまして、こういう比較的小さな問題は、早く賠償問題の以前に解決しておくことが必要であるというふうな考え方をしておると、私どもは思っております。
ところで一体政府はこのインドネシアの賠償問題解決に当って、社会党に対して協力を求めるお考えがあるかどうか、お伺いしたい。
この賠償問題解決と同時でなければ見込みはないのじゃないかというように、今のお言葉によって察するよりほかないと思うのです。その前に解決がつくという見通しがつきますかどうか。それができなかったとするならば、農林省でこの問題を中心として方針をよく外務相と打ち合わして、一日も早く善処してもらわなければいかぬと思うのです。どうなんです、一体。
幸いにして、賠償問題解決の基礎に存する両国民の意図が両国間の経済関係の拡大にあることは疑いのないところであります。すなわち、本協定の調印の際発表せられました共同声明において、両国間の貿易を均衡した基礎の上に拡大するため、すみやかに具体的措置を講ずべき趣旨が合意せられておるのであります。
こういう点が私は日比の賠償問題解決、友好通商の拡大というようなことと正比例して、アメリカはいろいろな点から日本の経済を圧迫する動きが強化されてくるのじゃないか、こういう点は十分考えられるのです。
インドネシア外相は一両日前、すでに賠償問題解決のためにある提案を日本側になし、日本からの反対提案を待っておると言明をいたしておりますが、しかるに先ほどの外務大臣の御答弁によりますと、そういうことは何らないというお話でありますが、この間の事情はどうなっておるのか、正確に、しかも正直に御報告を願いたいと思います。ビルマも対比賠償に準じた増額を要求することが予想されます。
一、重光外務大臣は日比賠償交渉に当つて、わが国の経済力を無視した八億ドル賠償案をのみ、他のアジア諸国との賠償問題解決を困難ならしめるとともに、わが国の経済にはなはだしい重圧を加えんとしている。 一、重光外務大臣は、わが国と韓国間の紛争解決につきなんら具体的積極的方策を樹てることなく、いたずらに遅疑逡巡拱手傍観するのみであつて、日韓国交回復は望み得べきもない。外務大臣の責任誠に重大である。
また、東南アジア外交におきましては、ビルマ賠償協定の細目を取りきめ、わが賠償問題解決の促進に大いなる貢献をなしたのを初めとして、タイ、ビルマ、カンボジア国首相を国賓として招待し、わが東南アジア諸国との親善友好関係の強化をはかったのであります。また、経済外交におきましては、ポンド地域貿易をますます助長発展せしめ、一方においてはガット加盟をよくしておるのであります。
ラオスにつきましては、権利としては賠償請求権があるのでありますが、いまだ具体的に賠償要求というものはありませんし、これとの賠償問題解決という段階には交渉が進んで来ておりません。
そうして我が国には漸くにして賠償問題解決、そうして国交回復に乗り出したというときにはすでに商権の残りは殆んどなくなつてしまうというようなことになる虞れが多分にあるかと思うのでありまして、勿論これらのことは外務大臣としても特に御心配になつていることだと思いますが、何とか比較的少額の賠償額を出すとか出さぬとかいう、そういう問題にこだわらないで、そうしてできるだけ早く賠償協定に調印をしてそれで以て国交を回復
申すまでもなく移民問題は、この受入れ国の事情によつて大きく影響を受けるものでありますが、今日の場合南米諸国の受入れ態勢は非常に好転して来ておるのでありまして、さらに賠償問題解決後の南洋諸島の事情にも望みを嘱すべき点が多いと思うのであります。
そこでこの際この賠償交渉を一元的に有利に進めるために、政府の中に各界を網羅した賠償交渉の機関を設けることは非常に急を要し、又便宜に適した方法ではないかと考えるのでありまするが、この対賠償問題解決のための機関を特別にお設けになる用意はございませんか、どうですか。この点は緒方副総理にお伺いしたいと存じます。
岡崎外相は、外交演説で、賠償問題解決に努力しておると述べられましたが、賠償問題に対する基本的心構えといたしまして、賠償支払いと対日援助費返還と、そのいずれを重しとし、いずれを優先せしめんとしておるか。賠償は、申すまでもなく、今回の戦争により相手国に与えた損害の補填であります。当然対日援助費よりも優先せしむべきものと考えますが、岡崎外相の所見を承りたいのであります。
○岡崎国務大臣 戦犯の解決は、賠償問題ができなければだめだというような意見もずいぶん前にあつたのでありますが、完全ではないにしても、賠償問題解決の前にキリノ大統領は御承知のような措置をとられたのであります。必ずしも賠償問題と関連があるべきでない。また本質的にいえば違う問題でありますから、私どもはそう考えております。
この東南アジア諸国との賠償問題解決の一歩としては、岡崎外相御自身が親善使節として先日各国を廻られましたことは、得るところ少くなかつたと存じますが、これらの国々と我が国との国交回復は、国情の相違や、相手国が独立してからまだ若い国であることなどから、旧来の外交とは又異なつた角度から互いの理解を増すことのための努力が必要であるかと考えます。
従つて私たちは、単に経済的な困難ということが理由だけでなしに、もう一つ大きな賠償問題解決のめどになるのは、日本の対外政策や国内の政策が、戦争前の日本を再現する危険がないという印象を与えることが、非常に必要だと思うのです。