1998-03-19 第142回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
資金運用部は、できるだけ低利の資金を供給するために、貸付金利と預かっております方の預託金利を同一といたしまして、資金運用部自体は利ざやを取らずに、長期固定の貸し付けを地方公共団体等に行いながら、収支相償うように運営されておるわけでございまして、このようなコストの転嫁を受け入れる余地はない仕組みであるということを御理解いただきたいわけです。
資金運用部は、できるだけ低利の資金を供給するために、貸付金利と預かっております方の預託金利を同一といたしまして、資金運用部自体は利ざやを取らずに、長期固定の貸し付けを地方公共団体等に行いながら、収支相償うように運営されておるわけでございまして、このようなコストの転嫁を受け入れる余地はない仕組みであるということを御理解いただきたいわけです。
それは、やはり資金運用部自体から行われております地方公共団体への融資といわゆる二元化するということの理由というふうに承知をいたしております。
それからもう一つは、資金運用部自体が国債を消化しているわけでございます。実はこの運用部が預かります預託金利、七・一%でございますが、今国債金利は表面で六・八でございますから、運用部が国債を持ちますと逆ざやになるというような状況が出ております。
したがいまして、私どもは一刻も早くこういう赤字を解消するためにも、資金運用部自体が有利な運用をし、私どもに少なくとも市場に見合ったような預託利率を払うようにということを関心を持っているところでございます。
第一は、先ほど先生の御指摘になりましたように、資金運用部自体のコストというものが悪くなるから、そこで中小三機関に貸す金を高くする、そうすれば中小金融機関が貸す金をまた高くしなくてはならぬのじゃないかという観点からの判断、それから、全般的に、先ほど申しましたように、市中の長期金利が上がってまいります。
一番低いところへ持っていったということで、これ以上になりますと、資金運用部自体の金利体系というものがくずれてまいるわけでもございますし、そういう趣旨で、今度はその金を運用するわけでございますから、そう赤字になるわけにはいかないので、特に工場あと地につきましては、その利子よりもさらに低い五分五厘ということにいたしましたけれども、これは一般会計からの繰り入れ等もございますし、そういう資金によってその金利差
本年度の、今後の資金運用部自体といたしましていろいろと修正を要するところがあるのです。つまり、一般の会計におきまして補正が必要であると同様に、資金運用部におきましても補正がありまして、さて、ぎりぎり残ってそれを処分し得るという状態になった場合に、その額はきわめて軽少である、こういう状態になりそうであります。
郵便貯金の独立採算その他厚生年金、国民年金等長期預託金全体の利回りの向上ということから考えまして、資金運用部の収支の改善をはかり、また資金運用部自体としても、独立と申しますか、コストをまかなうようなふうにして考えるということに相なったわけでございます。こういうような厚生年金あるいは郵便貯金、国民年金等、長期預託金に対しましては、当分の間、特別利率によりまして利子を付することにいたしました。
その場合に、今言ったように資金運用部自体というものが、客観的に見ても収支が相当苦しくなってきておる。
それから資金運用部自体の機構、或いはその機能、或いは具体的に入つて参りますと、スタッフとかいう問題につきましても、なかなかまあ直ちにそういうことを取上げて適切に、公正に運用できるような組織に持つて行けるか。
御承知のごとく二十八年度の不成立予算におきましては、資金運用部の所有しておりまする公債を相当処分して、そのかわり金で地方債の消化に充当しようというような、実は資金運用部自体としては、その運用上いかがかと思うような点まで割切つて御協力をするように考えて参つたわけでありまして、今度あらためて提案をいたしまする二十八年度予算案におきましても、もちろんそういつたような考え得る最大限度までやつて参るつもりでございます
なお、先ほどもちよつとお話が出ておつたのでありますが、農林中金あたりの金融債を資金運用部で引受けます場合に、これらの条件をできるだけ低くするということの努力も、たびたび各方面から要請も受けておりますので、できるだけそういつた方向に研究はいたしてみたいと思いますが、現在はいたしてみたいと思いますが、現在の制度から言いますと、今にわかに市中において消化でき得る金融債の条件と、資金運用部自体が引受ます場合
一般的に金利はできるだけ下げることが望ましいのでありますが、資金運用部自体の収支は、現在では独立採算制と申しますか、それ自体で採算がとれるような運用をとつております。一方資金運用部の資金の源になつております郵便貯金等の利子は、御承知のように、相当高くなつて参つております。
この点は資金運用部自体の運用計画からいいまして、現在のところ金融債の形でもつて間接に産業資金に出ておるわけであります。そのほかには、御承知のように地方債、地方財政に対する資金として相当出ております。それから国鉄であるとかあるいは電気通信等の特別会計、あるいは公社、そういつた一種の財政資金的な方面へ相当使われております。